ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

「朝令暮改」?プロ野球界

2008-01-22 14:11:09 | 野球
昨日にプロ野球実行委員会が開催されたニュースがあった。それを読み「朝令暮改」の四字熟語を思い出した。

そのなかで実行委員会理事の巨人Gが、今季のCSからリーグ優勝のチームには、一勝のアドバンテージを与えることを提案したそうである。セ・リーグの総意として検討されることになったようだ。まったく性懲りもない球界に驚いてしまった。昨年パ・リーグのプレイオフ制度での終盤での盛り上がりを受けて、セ・リーグもCS制度の導入を決めた。
その時にパ・リーグ式のCS優勝チームをリーグ優勝とはしない。その替わりにCSではリーグ優勝チームには一勝のアドバンテージを与えないと強引に決めてしまった。さらに折角のCSの試合数を一試合減じるのは営業面からも好ましくないとの判断もあったようだ。ところが昨季は折角リーグ優勝した巨人GはCSで敗れて日本シリーズに進めなかった。その反省からやはりアドバンテージを与えることを推進しようとしているようだ。

球界の改革のひとつとして、小生も大きく評価した制度に交流試合の導入があった。しかし昨季からセ・リーグ側の提案で2連戦の変則日程として、試合数を減じてしまった。3連戦から2連戦にしたこと交流戦の興味を半減する結果を招いたと思う。どうもセ・リーグ側が苦手な短期決戦を出来るだけ回避したいのと、自リーグでの試合数を減じることに抵抗があったようだ。

そして今回の提案。プロ野球界の盟主を自認する巨人Gが、何が何でも日本一たらんとする野望が見え隠れするようだ。ナベツネ率いる読売グループは、巨人Gが日本一に成ることこそが、今後もプロ野球界を牛耳る道だと思い込んでいるようだ。

今季も大型補給を、それもセ・リーグの弱小チームから実施した巨人G、阪神Tには「弱肉強食」の四字熟語が似合いそうだ。ただこの大型補給をしていながら「羊頭狗肉」の結果にならなければと老婆心ながら心配してしまった。


今日のホロリ
スーパカートリオの一人として活躍したが加藤博一さん(阪神、大洋)が肺がんで亡くなった。享年56歳だった。・・・・・合掌

コメント (4)
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