前回、クイズ形式にしてあったので、先ず答えから・・・
「母がね、殿方とペットを伴にする時は、
何か一つは身につけていなさいって」
時代は明治になって、欧米との文化交流が急激に増えて、
鹿鳴館には、外交官と同行の妻やご令嬢と交流する、
日本の名家の奥方やご令嬢が、挙って西洋かぶれに走ったことは、
言うまでも有りません。
胸苦しく動きずらい着物に代わって洋服へ、足袋に下駄や草履から靴へ、
頭には、せいぜいリボンくらいだったものが、ハイカラな帽子、
住まいも洋式が流行り出し、和式の畳の上に布団から、ペットへと・・・
さて母親は、急激に発展的になった娘に対し、殿方の前では
常に慎みをもつて接しなさい、取り分け、夜の営みの際して、
パンティーやブラジャー刃つけなくても、せめてネグリジェくらいは・・・
とイメージしてのことなのに、ご令嬢は、帽子だって身につけるもの、
どうせ、他のものでは邪魔なんだし、殿方の手を煩わせなくても
良いようにと・・・
信じる信じないはあなたの自由です(爆)