一休さん

夢づくり工房 一休

おめでとう

2007-01-03 05:39:49 | 雑学

「めでたし」は、「目出度し」や「芽出度し」と書くこともあるようですが、語源は「愛づ(めづ)」の連用形で「愛で」に「甚し(いたし)」がついた「愛で甚し(めでいたし)」です。

「愛づ」とは、心が引きつけられるという意味の言葉で、美しいモノ、素晴らしいモノ、可愛いモノに深い愛情を寄せる気持を表します。そして、「甚し」は、その状態が甚だしいことを意味します。

祝福の言葉として定着した「おめでとう」は、そんなとっても「愛したい」気持が込められた言葉なのです。喜ばしい、美しい、見事だ、美味しいなど、広い意味で「めでたい」という言葉は使われてきました。

「おめでたい人」も、結局は愛すべき人なんです。おめでとう・・・・言う方も言われる方も嬉しくなれる、そんな素敵な言葉なんですね。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お年玉

2007-01-03 04:57:41 | 雑学

 

お年玉は、もともと年の賜物という意味だそうです。神様にお供えしたお餅などを、お下がりとして分け与えたのが始まりだとか・・・。やがて、目上の者から目下の者へ、お餅やお供え以外の品物も渡されるようになり、いつしかお金に変わってしまったようです。

江戸時代には、よく扇が配られたということで、年玉扇という言葉も残っています。今では、神様とも、お供えとも無縁になってしまいましたが、お年玉という言葉には、「この年初めて授かった大切な贈り物」という気持がこもっているはずです。

ただ、「はい、お年玉」と言ってお金を与えるだけではなく、その心を子ども達にも伝えていきたいものですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする