一休さん

夢づくり工房 一休

福寿草

2007-01-04 20:35:21 | 雑学

福寿草は元日草、朔日草(ついたちそう)とも呼ばれます。まさにお正月の花です。南天と合わせて寄せ植えされるのは、「難を転じて福となす」という語呂合わせだそうです。

人生には、「五幅」と言って五つの福があるとされてきました。長寿(寿命が長いこと)、富貴(財産に不自由がなく、その人の地位が尊ばれていること)、(身体は健康、心は安定していて穏やかなこと)、好徳(好んで得を積むことができること)、善終(臨終を迎えるときに、心残りなく安心して現世を離れることができること)です。

そして、「寿」という言葉には、それらの福を言葉で祝う意味があります。花の少ない一月という時期に、鮮やかな黄金色の花を咲かせてくれるのが福寿草、そんな小さな花に人々はたくさんの思いを託したのでしょうね。

 

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作品展あれこれ

2007-01-04 03:44:07 | 墨彩書画

 

1月2日に始まった逢喜の郷での作品展。お正月はステーキというお客さんで連日超満員。

2日と3日は書画作品の文字入れをパフォーマンスした。タイガースの岡田監督の色紙に、「今年こそ日本一に」という言葉を書き込んだ。前で見ていた小学生が、「おっちゃん、この絵も描いたんか?」と・・・・。「そうだよ、おっちゃんが描いたんだよ」。「ふ~ん、うまいもんやなあ」と・・・・。私は素直にありがとう、とお礼を言った。

昨日来られた三世代の家族。おじいちゃんが、「ぼけたらあかん長生きしなはれ」の額を買おうとしたら、息子が「やめとけ」と言って無理矢理作品を元に戻した。おじいちゃんは、「欲しいのに」と一言言葉を残して連れ出された。

夕方、その息子さんがやってきて、その額を買って行かれた。息子さんから、その額を受け取った時の、おじいちゃんの顔を思い浮かべ、一人ほくそ笑んだ。

 

コメント (4)
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