( 端午の節句菓子 「天平庵」 ) 2011/5/5
■2011/5/5
端午の節句菓子の包装に、鯉のぼりがついてメッセージが書いてあった。 「願いかなえ」と。青空泳ぐ鯉のぼりにぴったりのフレーズだ。 甘い物好きな私は、ついこんなものにまで手を出してしまう。
それにしても鯉のぼりの数が、少なくなっているのを今年も感じたが、単に核家族化が増えその風習が減っているばかりでなく、少子化の流れが依然変わっていないということだろう。 反面、我が家のすぐそばの山麓公園でもそうだが、使用済みの鯉のぼりたちを綱にまとめて吊るして流すシーンは、間違いなく増えてきた。
そのダイナミックさで人目を引くこの鯉のぼりの大群流しも少子化の流れの裏返しという目で見ると淋しいものがある。 「少子化の流れに負けるな鯉のぼり!」である。
子供たちの抱いた純粋な夢こそが、未来の日本を救うと信じている。
(寅)