( 「甚五郎」生貯蔵酒と飛騨牛すきやき膳 舩坂酒造「味の与平」)
■2013/8/11(日)
(飛騨高山の名旅館「花兆庵」の女将さん紹介を先に書いてしまったが、
飛騨高山のこと、少し時計の針を戻したところから書き加えてみたい。)
新聞に踊る「列島は連日の猛暑日」の見出し。 そんな暑さの中、向かった飛騨高山。
写真ホームは、久々野 「ひさびさの」ではなく「くぐの」と読む
この辺りは高山線の中では一番の高地で、
飛騨りんごの生産地なのだそうだ。
でも 昼間はしっかり暑い。
▼高山線の最高地点「久々野」(くぐの)駅、ワイドビュー飛騨 すれ違い
▼JR高山駅・駅舎の作りや雰囲気は、JR松山駅を一回り小さくした感じで似ている。
夏の日差しと蝉時雨の中、岐阜市から山また山を縫って飛騨川に沿って北上。
深山の先、着いたところが、かつての徳川幕府の天領・飛騨高山。
岐阜県もここまで北上してくると北陸が近い。
そういえば今年の春、
金沢・富山で、白川郷行きや高山行き
のバスをとても多く目にしたことを思い出した。
高山市は標高600mほどの地域なれどさすがに昼間は暑かった。
▼高山の観光ポイントのひとつ「中橋」あたりで写真を撮る観光客たち
▼人力車の引手さんも暑そうだ
▼古い町並みの一角、店頭では、手焼き煎餅の実演即売
▼「飛騨の地酒屋」さん 圧巻! 飛騨の銘酒がずらり 思わず息を飲み込んだほど
▼山車(サンシャ)の原田酒造 見るからに涼しい
昨年の夏は、愛媛・松山の「蔵元屋」で愛媛の日本酒を味わったが
今年の夏は、飛騨の日本酒で上質の飛騨牛を味わうことが目的
前述の通り、本陣 平野屋「花兆庵」の女将さんに挨拶を済ませた後
向かったのは、その「平野屋」が所有する酒蔵 「舩坂酒造」
以前ブログで紹介した日本酒、深山菊(みやまぎく)と甚五郎 その菰樽
▼日本酒カクテルにゼリーの清酒バリエーションも夏ならでは
▼歴史を感じる「舩坂酒造」ディスプレイ
▼舩坂酒造蔵
▼「味の与平」
▼その舩坂酒造奥の酒蔵レストラン「味の与平」店内へ 厨房の雰囲気が素敵
▼肉相手ということもあり、日本酒は、甚五郎「生貯蔵酒」を選んだ。
▼火のついた鍋(飛騨牛すきやき鍋)が置かれた。
▼でき上がったようなので、「頂きま~す。」
▼ご飯が美味しくておかわりした。 このかまどで炊いたご飯なんだ。
(左) 茶碗蒸し (右) ご飯
▼周りも次第に暗くなり、目をやると窓際では「深山菊」が輝いていた。
飛騨高山の酒蔵レストラン「味の与平」
深山(みやま)の郷で 一献一献また一献
飛騨の日本酒で上質の飛騨牛を味わった 美味しい夜となった。
(寅)