( ちゃんぽん&純米酒 県庁前「一龍亭」)
■2013/8/15(木) 晴
JR博多駅を降りると まず博多・阪急の日本酒売り場を覗いて
次は、地下鉄一日乗車券を購入し、
福岡の街を福酒を味わいながら麺食いして巡るのが私の楽しみ。
ここ最近は、県庁前の「一龍亭」には、博多に来たら必ず顔を出すようにしている。
「お盆だけどやってるかな~」と覗いてみれば
今年の夏も 「 お盆中も休まず営業!!」と
黄色い紙に書かれていた。
「一龍亭」は、ラーメンの味だけでなく 店内のテーブルも配置も丼も照明器具も
昭和60年開店当時のまま、28年の時が経過している。
(阪神タイガースが優勝し・日本一になった年)
1985年の空気がこの店には残っている。
ここに来ると初めてこの店を訪れた昭和63年の記憶が蘇る。
箱崎の放生会の頃にもここを訪れたことがあったな・・・と
涼やかな風が、この通りを吹き抜けていた
あの日が懐かしくてならない。
懐かしさも同時に味わいに来ているわけだ。
この日店に入って私には、サプライズ!があった。
先ほど試飲してきたばかりの喜多屋「寒山水」がカウンターで存在感を示していた。
「 凄~い! とうとう純米酒を出すようになったんですね。それも喜多屋の寒山水
これは、いいことですよ。日本酒、出すなら純米酒です。」
人気は、上々とのこと。 私もなんだか嬉しくなった。
テーブルにあるサービスのラーメントッピング用
「からし高菜」をアテに純米酒
そして餃子で純米酒
〆はラーメン
この日もラーメンを頼むと注文から45秒で出て来た。
早くて 美味い ごく細麺 噂では、北九州の門司の方に
同じく1分以内で美味しい長浜ラーメンが
出て来る店があるのだそうだが、
これほどスピーディで
美味しくて且つ安く(460円)て食べられる店の存在は、何ともありがたい。
お店の人と話してわかったことは、
この店は、借店舗で、実は家主さんがご高齢。
いつこの建物を更地にするとか 建て替えると言われるか
わからない状況なので、お店としては主だった改装ができないことが、
オープン当時のままの姿を今に残す理由となっている。
チャンポンも美味しかった。
飛騨高山に続いて、ここでもお土産にと「特製 からし高菜」を頂いた。
嬉しい~ ありがとうございました。
博多に来ると日本酒と麺が呼んでいる気がしたが、やはり空耳ではなかった。
(寅)