( 『Dancyu』 2013年注目の若手十蔵 「花巴」橋本杜氏掲載ページ )
■2013/10/4(金) 曇 第一話
24時間前まで大阪・長居にいた私 金曜日ともなればFridayでなくFlydayとなる。
一夜明け翔んだ先は、千葉県庁近く千葉市葭川(よしかわ)公園駅
懸垂式では最長モノレールから目にする夜の千葉市内は
夜の街を飛んでる(ナイトフライトしてる)感じ。
この夜私が向かった先は、千葉にあって
日本酒への並々ならぬこだわりで知られる店
特選和房「煮りん」
特選和房「煮りん」入口・千葉市 屋外に「花巴」が燗づけしてあった。
「日本酒を生かすための料理」というコンセプトが素晴らしい。
今夜、奈良は吉野の銘酒「花巴」橋本杜氏の初来店イベントを千葉で催すことを知り
「花巴」の会を覗かせてもらうことにした。
水車の回るその店の前には、「花巴」を燗にしたディスプレイが飾られ
入口横には、数々の銘酒の空瓶が並ぶ。こだわり感が既に入口から漂っている。
入口の扉を開いてみると既に満席状態「席なさそうだな・・・」 店員たちは、その忙しさから
私の来店にしばらく気づいてもらえなかった。
「あの~ 今夜 奈良から花巴の橋本さんが来店されて
花巴の会をやると聞いて 奈良から来たんですけど・・・」
「えっ!! 奈良から!? 本当ですか 、橋本さん既におみえですよ。
少々お待ちくださいね 」
私が「花巴」のイベントに参加しに奈良から来たと言ったのが たぶん効いたのか?!
待つこと3分 カウンターに席を1つ設けてもらい店に通して頂いた。
やがて3つ横の席に座って会話中の橋本氏を発見
愛酒でいのイベントで挨拶して以来の
橋本さんに挨拶した。
「愛酒でいとの時依頼です」
http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/f8b92806da17c85ae5172887a9f323af
こっちは奈良バルへのテント出店やその他イベントで橋本さんのことをよく知っていても
向こうは私のことがピント来てない様子
「千葉で奈良から橋本さんが来てイベントをやっていると聞いて奈良から来ましたよ」の言葉は、
相当インパクトがあったのだろう。 橋本さんだけでなく 周りの人たちからも
「 え~っ 奈良から(千葉まで日本酒イベントに!!)」 嬉しいですわ~
サプライズな反応が返ってきた。
「今夜はとても美味しいお酒を用意してま~す」
千葉で万葉・吉野の美酒を味わう『花巴(はなともえ)ナイト』が始まった。
つづく
(寅)