( 大分県職員・観光課の方 (右の女性)井上さん )
■2014/4/29(火)
大阪あべの橋・近鉄百貨店本店の地階を歩いて別棟の和菓子コーナーに向かおうとするとエスカレーター横に大分県の観光キャンペーンのコーナーが出ていた。 足湯ならぬ「温泉に手をつけてみませんか」という言葉に誘われて温泉の入った木製の四角い大きな桶に手をつけてみた。 暖かい。手をつけた状態で前にいる女性に二三聞いてみた。
「ここにいらっしゃる皆さん全員 大分からこられたんですか?」と聞けば、新幹線でやって来ましたとのこと。 たぶんソニックで小倉まで、そこから新大阪まで新幹線ということだろう。
「先日の別府の山火事は、自衛隊まで出動して消化にあたり、大阪でもトップニュースで流れてましたけど 大変でしたね」と言えば「私も別府に住んでいるんですけど 人が住んでない山で、死者がでなくてよかったです」と言っていた。
「おすすめの食べ物は?」 「県北の中津では断然唐揚げですけど、別府出身の私は、何といってもとり天ですね」
県から来ました。ということは、皆さん大分県庁職員ということだろう。
(パンフレット一式をもらった)
となりの女性(井上さん)におすすめの温泉を聞いてみると。山に登らないと入れない「法華院温泉」ですね。 とこれは、かなり上級レベルの回答。 私が、「大分なら田園地帯にある長湯温泉も好きだし、昔黒岳に名水を求めに行ったことがあるんですよ」と返しをすると「黒岳をご存知なんですか」と驚いていた。
説明してくれた女性の井上さん、先日地元大分放送(OBS)でも観光について説明、県内にオンエアされたのだそうだ。 短い時間でもなかなかの 大分LOVEの気持ちが伝わってくる。
実は、大分は大阪と近しい関係、近鉄グループが別府観光に力を入れてきた長い歴史があり、昔は近鉄百貨店別府店があったほどだ。 今でも走っているタクシーは近鉄タクシー、鶴見岳には近鉄ロープウェイ。
初めて別府の湯けむりを目の当たりにする人たちは、本当に無数に立ち上がる湯けむりに圧倒されるはずだ。 知らない人は、湯けむりを見て「火事なの?」 と言った人もいたそうだ。
別府に行けば 「おんせん県」と言って過言ではないと皆思うはずだ。 大分は17~18年ほど前に由布院に行って以来ご無沙汰中。 このゴールデンウィークは無理にしてもフェリーを使って久しぶりに行ってみたいものだ。とその気にせさられた。
温泉に浸かって別府冷麺を食べるなんてのもありかもね
(寅)