( 週刊ダイヤモンド「世界が認めたニッポンの酒」 )
■2014/10/27(月) 関西に木枯らし1号吹く
朝、遥か30mほど手前からも目立つ表紙に目が行った。雑誌棚にさしてある雑誌に近づけば やはり 勘違いではなく表紙に日の丸 その中にしっかり「酒」と書かれていた。近鉄あべの橋駅と地下鉄天王寺の間の連絡通路添いに出店しているファミリーマートでのこと。
結局 人の流れも凄く、時間もないので朝は手にすることができなかったので、帰宅時に今度は書店に寄って目を通軽くして購入した。 「日本酒の教科書」なる本も同時購入。関西に木枯らし1号が、吹いた日でもあった。
週刊ダイヤモンドには、日本酒はもとよりジャパニーズウィスキー・ジャパニーズワイン・世界的に日本の酒ブームが興りそうだと書かれてあった。 (まだ、完全に目を通してはなくて途中だが)
中でも小さな地方酒蔵の日本酒地酒ブームの予兆が感じられるとも書いてあった。 東京・大阪に限らず、名古屋・福岡・広島それなりの都市に行って実際にその現象を身近に接してきただけに別段驚きはしないし、それは喜ばしいことだ。でも 掲載に不満も・・・ないわけではない。
この35酒記載には、異議ありだ。どんなプロがどんな選び方をしたのかはわからないが、35の酒の内、29の酒が中部より東の酒。 要するに関西以西で6酒しか並んでいないというのは、完全に首都圏に軸足を置いているプロにしか(或は、首都圏のプロの割合が圧倒的に多い)意見を聞いてないのではないのかと思えるフシがある。決してこの選ばれている35酒にケチをつけているわけではない。どれも評価されて当然の銘柄ばかりだ。
だが、四国の酒と九州の酒が一酒も入っていないのは一体どういうことなんだろう。私からすればありえない。 審査したプロたちは、全国の酒を飲み足りてないのではないだろうか? とも思えてしまう。 もし、関西のプロ(評論家・飲食業)に聞いたら少し違った35酒が並ぶことだろう。 少なくても西日本の酒を正当に評価して50酒とすべきではなかったのか とも思える記載に私はどうも感じられて仕方なかった。
刺激するような木枯らしが心の中に吹いた気分だが、おかげで火がついた。
まぁいい、私はしっかり西日本の酒を もちろん地域で区別するつもりなど毛頭ないが、美味しいお酒をしっかり応援していきたい。確かに日本酒の風は吹いている。
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(寅)