夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

今年密かに目論んでいる或る地域の写真

2018-04-03 16:18:02 | Weblog
以前から訪れる度に独特の空間に惹かれる地域があります。
今後何年かかけて写真と映像で四季折々にその風景を捉えるべく準備を進めているところです。
Google Earthであたりをつけたポイントは数百箇所に及びます。
今日は買い物のついでということで(本当はこっちが目的)、その一部を下見に行ってきました。
この場所を訪れるのは先月から3回目、今日はロケハンということでEOS20Dを持参し何枚か撮りましたが、想定した通り私の感性にぴったりの情景でした。
昼前後はひどい黄砂で霞んでいましたがそれはそれで結構。
前々回はまだこのあたりは深い雪の下で、前回だって残雪の片付けの真っ最中でした。
地元の方ならこれが何処なのか一目でおわかりでしょうが、具体的な場所はまだ伏せておくのが懸命でしょう。

今日の写真は調子が変だと思ったらEOSの露出補正が-1になっていました。超初歩的ミス。





前回3月14日はこんな状態でした。



















結果論ですが、ロケハンなんて悠長なことを言ってないで本番にしてフィルムカメラを持っていくべきでした。
というのは今回計画している写真はフィルムで撮る予定なんです。
デジカメ、特にデジタル一眼カメラは「記録」という面では優れもので、見た目のまま写りますが、それが致命的欠点でもあると思うのです。
私の場合は写真と映像で「事実をありのままに切り取る」という考えは全くありません。
若い頃夢中で8ミリカメラでさまざまなものを撮って自主映画にも取り組み、その後はビデオも手がけた経験が写真も映像も究極はフィルムという結論です。
デジタルは モノノ アハレ を表現できないのです。
今度の計画で実際に使うカメラはメインにKONICA 現場監督を考えています。サブはハーフのOLYMPUS PENと中判のZENZA BRONICAという、普通は考えない組み合わせです。
現場監督はご存知のように全自動カメラです。絞りがどうのシャッタースピードがどうのは一切考えなくていいのが最高です。
PENは意外に写りが良好なのは試し撮りで確認済みです。これも全自動撮影が可能です。
BRONICAは完全手動カメラで露出計としっかりした三脚が必須ですが、ここ一発のカットはこれで決めましょう。
ついでに動画も予定していますがこれは経費の関係でARRIFLEXというわけにもいかないのでHDVで我慢。

お楽しみはこれから。
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