夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Primoのマイクロフォンの電池

2018-07-08 11:05:09 | Weblog
先日整備を始めたPrimo EMU-4520ですが、いろいろ調べると初期型は電池が9.45Vの水銀電池で後期型は6Vのアルカリ電池4LR442本の仕様です。
私の個体は電池収納部の寸法から初期型と思われます。もちろん水銀電池は廃盤で入手は不可能ですから4LR44を手に入れようと思ったら田舎では入手困難。どうしようかと考えてホームセンターの電池売り場を探したら単5と似たサイズの12Vっていうのがありました。これでいきましょう。


Panasonic LRV08

マイクの電池収納部は内径φ19 LRV08はφ10 なのでカラーを作ります。以前似たようなことをした経験で、色画用紙を使います。普通の白い画用紙でもかまわないんですが私のこだわりです。

Seriaの色画用紙

φ10のピンに色画用紙を巻きます。糊は最初と最後だけ使います。全面糊を塗ると巻くとき収拾がつかなくなります。

外径φ19弱に調整

色画用紙を巻いたらカッターで輪切りして端面に接着剤を塗って固めて紙やすりで平らにします。ついでに余っていた黒の水性塗料で塗装。

ジャンクボックスにあったφ10のアルミ棒を切って長手方向のスペーサー製作

全長がやや長かったもののうまく収まりました。さっそくオーディオアンプの入力に急遽ハードオフへ飛んで\108で買ったマイクコードをつないでテストしたらOK。ボリウムを上げたら強烈なハウリング。
安心してIkegami HL-57に装着してのテストも問題なし。ビデオ収録の際その場の環境音を収めるには十分です。

Ikegami HL-57/Sony BVV-5

反省点:正規の9.45Vに対して12Vでどうなのかという疑問がありますがこれでマイクが過熱するなんてことはないし逆に感度がアップするくらいで問題ないと勝手に考えています。暇があればダイオードを4本直列に入れてもいいけど。
スペーサーは真鍮の丸棒があれば理想ですがわざわざ手に入れるまでもないのでアルミにしましたが、表面処理してあってそのままでは電気が導通しませんでした。紙やすりで削って解決しましたが要注意ですね。
後で調べたら4LR44を2本入れようとしても長すぎて入らない感じです。LRV08で正解。やはりこの個体は初期の水銀電池仕様です。
コメント
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