夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

映画のロケハンとハードオフ

2021-06-14 15:00:05 | Weblog
須坂の実家へ行って老母の買い物の付き合いの後、いつか撮る16ミリ短編のロケハンです。
去年もここで何度かロケハンをしましたがここは蛇が多いようで大きなやつに遭遇。それがなんと今日もいました。まだ小さいのが私に驚いて必死に逃げていきました。「達者でな」

蛇の天敵みたいな人がいて見ると殺す輩がいますが私はそっと見送ります。

本題はこちらです。
これは去年のロケハンで撮った写真ですが面白い空間でしょ。


先日トンネルを抜ける際見えた陸橋が映像として決まっていたので今日は中から撮ってみました。


陸橋の下、歩道の短いトンネルです。本番はモノクロフィルムの特性を生かすため晴れた日でないと。
今日は薄曇りで光が回り過ぎてイマイチですがあくまでもロケハンですから。


トンネルを抜けて振り返ると


要壁です。これは映画を構成する上でぜひ必要。

他に歩道と陸橋を結ぶ鉄の階段周りも撮ってあります。

去年から考えているショートフィルムは Maya Deren "Meshes of Afternoon" に触発された映画です。
この1943年に撮影された16ミリモノクロ映画は YouTube で見ることができたんですが今は Video unavailable
This video is no longer available due to a copyright claim by REVOIR Video.が表示されて見られなくなってしまいました。

探したらここにありました https://youtu.be/YSY0TA-ttMA

ロケハンはこれで完了、写真を色々並べ変え構成を練ってシナリオの執筆にかかります。

それから別件を済ませて帰る途中、いつものハードオフへとハンドルを切っていました。
見るだけのつもりがこれを買っちゃいました。SEKONIC の L-248 露出計です。


前にも同じのを買って電池対策を済ませて使えるんですが見た目非常に程度が良かったので衝動買い。


帰って電池ケースを確認したら入れっぱなしじゃなくてひと安心。
この手の古い機材は入れっぱなしの電池が腐っているのが常です。


電池ホルダーの蓋は溝がきれいです。


今までの L-248 は針の先端の赤い塗装が変色していましたが今度のはきれいです。
左が今までの物、右が今日買った物。
針の長さが違うのは気になりますが。


水銀電池対策は前のやつからショットキーバリアダイオードを移植しようと企んでいます。

他にCanon EOS20D のキットレンズが格安の¥880で置いてあったのでこれも買ってきました。
18-55mmです。


私の EOS は次男坊にくれてやりましたが Jr (長男)のEOS のレンズが中途半端なのしか無いのでこれで解決。普段使いには便利です。

テストの結果何の問題もなく前に付けていた物より快調。

これからまた撮りためた写真の整理に掛かりますが、調べたら合計 54,000 枚以上ありました。
本気で写真を撮る人に比べたら桁が違うかもしれませんがよくもまあこんなに撮ったものです。
コメント
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