夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

¥1,100のオシロスコープが壊れちゃった

2020-02-13 09:15:13 | Weblog
昨日夕方、ネットで予算委員会を横目で見ながら予習も兼ねてもう一度HL-79Eを見ようとしたらオシロスコープの電源が入れっぱなし。ところが輝線が出ません。何をどうやってもダメです。何やら聞きなれない音が聞こえます。白々しい総理の答弁の音量を落としてオシロスコープの放熱部に耳を近づけると微かに「チリチリ」。
なんだこりゃ。電源を抜いてケースを開けました。


電解コンデンサーがいくつもあります。直感的にこの中のどれかが壊れたと判断。


ひとつづつ確認すると、これかな?


プラス側が変です。電解液が滲み出しているのかな。


ドライバーの先でゴムキャップを押してみました。


「やっぱり」。電解液が滲み出してきました。


これを交換するにはこのまま裏からハンダ作業は困難です。基板を外して落ち着いてやりましょう。


電解コンデンサーは他の回路部品と違い寿命があります。珍しい事じゃないし私も経験がありますが、手に入れて使い始めたばかりのオシロスコープで起きるとは想定外でした。カメラを直すつもりがオシロスコープの修理という事態、まあ世の中うまくいかないから面白いんです。

壊れた電解コンデンサーを取り出してみました。

ひどいことになっています。

今回はうっかり電源を入れっぱなしにしていたのが逆に幸いして早いうちに壊れて良かったと考えています。結果的にエージングを掛けたという事。
関連する回路が壊れていない補償はありませんが早急に電解コンデンサーを交換しなきゃいけません。さっそくネットで調べたら「せんごくネット通販」で全部買えます。

ここに送料が加算されるので¥3,000弱です。
元が¥1,100のオシロスコープには痛いなあ。とりあえず400V 47μF を2本だけ代引きで発注しました。

ということでHL-79Eはまた中断です。
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