農家の苦労を！

写真は息子が上半身裸で
苗箱を軽トラから下ろしているところです。
（本人は気合いを入れて
裸になってるらしい・・・）


農作業なんかを
少しやってみるだけで、
昔の人の苦労が良く分かる。

昔は便利な機械など無く、
田植えなんかも
当然すべて手植えですからね。

正直言って、現代人からすれば
信じられないのだが、

実はオイラは手植えの経験を
持っています。

オイラの子供の頃、
母方の実家は、
田んぼよりも畑中心の農家だった。

よって、田んぼについては、
機械を買うほどの広さでもないため、
田植えは昔ながらの
手植えでやっていたのである。

少ない田んぼでも、
手植えとなると
手伝いが絶対必要だった。
よって、オイラも当然
手伝わなければならなかった。


これは正直きつかった。

だから、オイラは、
ＧＷはちょっと憂鬱だったのである。
「また今年もこの時が来たか・・・」
って。



ただし、今の農家だって
大変と言えば大変である。

まず、一般的な農家は、
農業収入なんてもんは、
機械代等々で相殺だ。

田植え機、稲刈り機、田を耕す機械やら
納屋に設置する脱穀機、乾燥機みたい大きな設置機械、
保管用大型冷蔵庫、その他肥料・殺虫類、農具、軽トラ等々
めちゃくちゃたくさんのものが必要なのである。

だからそれらの支払いで
利益どころか
むしろ赤字といっていいかも
しれない。

かといって、
昔の手作業方法での作業はできない。
（人は一旦楽を覚えると戻れない）

だから農家の方は、時折ふと漏らす。
「わしら何の為にやってんだろう」と
利益がプラスマイナス０ならば、
作業労力分がマイナスなのである。

だから、オイラ一家のように
単に手伝いだけして、
お米をもらうってのは、
一番何も考えずに気楽ではあるが・・・

かといって、田んぼをやめて
休田地にすると、
なんか法律上不都合があるらしく、
かといって、売却も
今時は買い手がないらしいのである。

よって、農家のなり手はほぼ無く、
今日、周りの田を見てても
ほとんど、ご高齢の方達ばかりだった。

しかし、みなさん元気ですわ。
（50代が若手という感覚
政治界みたい・・・）


今日、田植え機は、
いきなり故障した。

幸いにして、
午後には直ったから
良かったものの、

直らなかったら
どうしたもんやら、

新しい田植え機なんて
簡単に買えないのである。

１年に一時期の数日間しか
使わない各種農業機械は、
（自動車なら1年365日使うけど、
田植え機はせいぜい２～５日程度）
確かに大幅に労力を
軽減させてくれたけど、
それなりに高額だから、
農家は大変なのであ～る。


さぁ、明日は７時半から続きだ！
だからもう寝ま～す。
【ヒゲ親父】
ぽちっとね

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田んぼへＧＯ！

予定通り本日から
田植えである。

家族総出で隣町の妻の実家の田んぼへＧＯ！

さあ、やるぞ～！と
勇んだものの、
なんといきなりの緊急事態発生！

田植え機が故障！

ぐわ～ん！

すぐに、メーカー販売店へ連絡！
（農機具販売店は常にこの時期待機している）
サービスマンが駆けつけて
修理試みるも、
ダメだこりゃ！
であった。

実家の大ばあちゃん（90歳近い）
失神寸前！

しかし、そこは農家の気合いと
田舎の近所づきあいの強さで
近所から田植え機借りちゃった！


すごい・・・

２時間ロスの１０時スタート！

さあ遅れを取り戻そう！


しかし、今日はほんとに天候すばらしく、
気持ちがいい！


息子、娘もそれなりに役割分担で
泥だらけで頑張った！
途中、少々疲れ気味だったけど
やっぱり君らは田舎の子だ！
最後までがんばった！

結局、１８時過ぎまでかかり今日は終了！

作業終了後のビールは格別だ！
とにかく、心地よい労働日であった
【ヒゲ親父】

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