この時期から秋口まで
体調がままならない私。
きっと怠け者だからでしょう。
体がきちんと適正に反応できないのです。
今日も
なんとかやり過ごしました。
そういえば、
今日不思議なことがありました。
トイレに入ろうと入口に近付くと
中から誰かが出てくるような話し声がしたので
ドアの外でしばらく待っていました。
ドアの中のひとびとは話を続けつつ
トイレの電気をぱちりと消しました。
それで出てきたひとは
わたしに気がつくと
びっくりして
「あ!ごめんなさい
独り言、いっちゃってっ」
と叫びました。
わたしはその声の大きさにびっくりしました。
そう。
そのひとは
1人だったのです。
話しているように聞こえたのは
そのひとがわりと普通よりも大きな声で
独り言を言っていたからだったのです。
あーびっくりした
とトイレに入って再び電気のスイッチを入れると
中にはひとがまだいました。
正確には個室の一つの扉が閉まっていて
ひとが使っていました。
いま出て行った人は
そのひとに気がつかずに電気を消してしまったのですね。
独り言を言いながら。
個室のひとは物音ひとつ立てずに
それでも鼻をすすったりして気配はするのですが、
わたしがゆっくりと生理用ナプキンを変えて
手を洗って、しばし鏡をながめている間も
なんの用足しもしておらず、
わたしがトイレを出ていくまで姿を現しませんでした。
なんだったのでしょう。