大雑把な日常

日常のあれこれ。

こどもらしさってなんだろう

2011-06-14 | 日記

保育園の入り口に毎日クラスでやったことが掲示されています。

その日は

朝に雨が降ったあと晴れたので

園庭の泥んこにみんなで裸足で入って

泥んこ遊びをしたようで、みんながドロドロになっている様子が

写真で載っていました。

「洗濯物ふやしてごめんなさい」

と先生からのコメント。

でも写真に写っている子どもたちの嬉しそうなこと。

思いっきり

泥だらけになるなんて子どものときだけだもんね。

なんて思っていて、そのことを娘にたずねてみると

「泥んこあそび、しなかったよ」

え。

娘は泥んこ遊びを辞退したそうなのです。

理由は「泥だらけになるから」。

汚れるのが嫌だったので

初めから参加しなかったとのこと。

えええ。

泥だらけになったお友達は

裸になって、先生にホースで洗ってもらった。とのこと。

それも楽しそうじゃない。

と私がいうと、

いいや、裸になるのは恥ずかしいし

それに寒いし

風邪ひくと困るし

さらに

「髪の毛に泥んこがついたままでさ」

髪の毛についた泥は

ホースでなかなか落ち切れず

そのままゴハン食べてお昼寝しなきゃいけなくて

「やだしさ」

と、淡々と語っていました。

やらない

と決めた時点で

その後、泥だらけはどうなるか

ってことは予想できるはずない

とは思うのですが、

その後、お友達の様子を見て

やらなくて良かった

と心から思ったようす。

まだ五歳なのになー

もっと

考えなしに

泥に飛び込む子どもらしさをさー

なんて…

ほんのちょっとさびしい気持ちを抱えつつ

子どもはどの子も個性的だ

一様ではないのだ

と思い知らされ

いつも思うのですが

大人なんてものは

子どもを理解できるほど

知識もなければ

賢くもない。

うぬぼれてはいけないのだ

と戒められた気分です。

 

 

娘の

楠田枝里子並のおかっぱ頭をグリグリなでておきました。

 

コメント
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