大雑把な日常

日常のあれこれ。

恋愛脳

2013-11-03 | 日記
お友達と話していたり、
あと音楽や小説、テレビの文化面から
常々感じてたの。
みんな
恋愛に舵をきりすぎなんじゃないかな
って。

すぐ惚れたはれたに換算しすぎではないかしら。

"About A Boy"
という映画のなかの印象的なシーンで
小学生の男の子が
独身中年の主人公に
好きな子について
「どうしたいかなんてないよ
 好きだから一緒にいたいだけだ」
という場面があって
ハッとさせられたことがある。

チューだとか
ハグだとか
セックスだとか
付き合うだとか
結婚だとか
大人になればなるほど
その先のことを考えがちだ。
相手を思いやる
という発端の感情は
それだけで
すべてを満たしている
と思うんです。

それに欲望を混ぜてもいいし
将来の妄想を付け足してもいいけど
でも
好きだ
という想いは
打算なしで
十分じゃないかな
って思っている。

友情とそれを規定すれば
それもそうだ。

恋愛とか
結婚願望とか
その周辺のことは
わたしにとって
実はどうでもよいこと
なんだと
いろんなひとの話を聴いていて
思った。

もともと
恋愛の曲や話は鬱陶しい
と感じるタイプの人間です。

一回こどもを産んで
恋のトキメキや
性欲に溺れることや
相手に執着する
といった
色恋沙汰は
実は
子どもを産み落とすための
動物的感情だった
と気付いたことも
乗っかっている。
母性がいろんなものを沈着させたのです。

お母さんの大半に色気がなくなるのも
そういう理由…ってこれはどこかに書いたかもしれませんが。

だから
お友達が
「それは恋なんじゃないの?」
「好きなんだよそれは」
などなど助言をくださるのですが、
うんまあ
ピンとこない
と思うわけ。
コメント
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