ギャオで無料視聴できたので、
どんな話だっけ。
大事な場面場面は覚えているけどー
と思って、
もう一回見た。
で、もう一回見て泣く。名作。
前後や記憶の逆戻りにより
見せ方の複雑さもこの映画の良さですけど
恋の真実のようなものを
描きたかったのだと思います。
辛くて痛くて、もがけばもがくほど悪化する、あの感じ。
ヒリヒリするのに、やめられない。止まらない。
理屈はない。
そして
最初の頃に存在する、あの天にも昇るような
素敵な気持ち。
現代は
Eternal sunshine of the spotless mind
大人になると、
いろんなものを乗っけて、
愛だの恋だのとぐちぐち言いがちですけど、
そんなものはどーでもええ!
何度記憶を失っても、また同じ人に恋をする。
結末は同じなのに。
っていうのが、切なすぎてね。
大人になったら、
それは結構羨ましくて、
「あ!こいつは恋に落ちるタイプや」
と思ったら、距離置きますもんね、私なんて最近。
あたし、ケイト・ウィンスレット大好きなの。
どこが、っていうのはない。
別に見た目とか、演技が、とかじゃない。
最初はプレーンな気持ちで見ているんだ。
出る作品で雰囲気違うから、別に「おお出てるな」くらい。
で、見終わる頃には、ケイトが演じるその人物がものすごく好きになっている。
その役の骨の髄まで見せられた気分になる。
例えば「あなたの恥部は全部見た!さらけ出してくれてありがとう。大好き」って叫びたくなる。
あれは、なんなのか。
尾野真千子さんとか、そうなの。同じ引き出しに入っている。