大雑把な日常

日常のあれこれ。

今年の31冊から35冊

2019-06-11 | よんだ


31 あの子は貴族 山内まりこ
32 アズミ・ハルコは行方不明 山内まりこ
33 短編少女 三浦しをん、萩原浩、道尾秀介、中島京子、中田永一、加藤千恵、橋本紡、島本理生、村上由佳
34 社会人大学人見知り学部卒業見込 若林正恭
35 週末のフール 伊坂幸太郎

よし。完全に折り返した。

そして読んでよかったっていう本がたくさんある。
山内まりこさんの本は、女性として生きること、を強く意識させられる
良い本です。
書いてあることは、ポップでキャッチーで、ユーモアもあり、
最後はスッキリするんですけど、
読み終わって、ふと自分の性について、そして他の性についても考える。
ゆるジェンダーですかね。
生きている限り、避けては通れないからな。

短編少女は、このシリーズを「短編教室」として読んでみて、面白かったのでまた読みました。
面白い作家は信じられないくらいこの世にいるってことを、痛いくらいに気づかされます。

オードリー若林さんの本は、
本当にどの本もおススメなんですが、
これも、涙なしには読めなかった。
泣くところではないのに、感受性に引っ掛かってしまう。
自意識過剰で不器用なのは、そんなに珍しいことではない。
ちゃんと生きていくしかない。
リスナーとの交流の話がよかったな。
私、リアルタイムで、そのリスナーが他のリスナーから嫉妬されている話を
お笑い仲間から聞いていたので、
でも、これ読めば、嫉妬していた人も、言葉に詰まる気がします。
彼に変わって、彼の世界を生きることはできない。たぶん誰も。

週末のフールは、
八年後に世界が終わると発表された地球の
それから五年後の世界の話。あと三年をどう生きるか。
設定おもしろ。
伊坂幸太郎さんを教えてくれた
YouTuberのフワちゃんに感謝したいと思います。
今、もう一冊読んでます。
勉強にしかならん。
コメント
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