大雑把な日常

日常のあれこれ。

どの世界もおもしろい

2019-09-13 | 日記

今、有名シェフのインタビューをたくさん読んでいます。

まとめあげた編集のセンスもあるのでしょうが、インタビューって格好つけてできるものです。

それをニヤニヤ見ているわけです。

漫画みたいな生い立ち、過剰に自分を大きく見せる人、また面白いエピソードをたっくさん持っている人、

研究者みたいな料理人。

とっても面白いです。

できあがる優雅な一皿に対して、その過酷な労働環境や才能のことを考えると、これもまた面白い世界だと思った次第です。

女性料理人については、ちなみに今のところ、うさんくさいインタビューには出会っていません。絶対数が少ないから、というのもあります。

うさんくさいのを読みたいんですけど、みなさん一様に肝が据わっていて、謙虚で、格好いい。

男性社会の体育会系だと聞きますので、そういったバックグラウンドの中で生き抜いた人々だから、それはそうか、と思います。

そういえば、ちょっと前に、日本料理の料理人の暴行事件がありましたけど、今、いろんな資料を読み込んだ後では、

そんなに驚くことでもないな、って思います。

バイオレンスな匂いがする。

フランスで、

厨房の暴力いじめを廃止しよう、

って、偉いシェフが声をあげて、組合で宣言に至ったというニュースもあるし

なかなかドラマチックワールド。

フランス料理を日本に伝えたシェフの話もおもろいし。

古い価値観を壊し、新しいものが流行り、また懐古するというのも、どの文化にも当てはまる。

そしてこの間勉強したばかりの西洋美術史とかぶるかぶる。

なにか一品作ってみようと思っております。

 

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