食レポ
2023-08-07 | 日記
字幕付きの
フードネットワークジャパンにて
見ていないシリーズがあったので、
この前、
一気見しました。
↑リンクが貼れているでしょうか。
グルメオーディションです。
フードネットワークスターである
ガイ・フィエリが
自身がプロデューサーになって
自分がここでのしあがったように
フードネットワークスターを発掘したい
というプロジェクトです。
ガイ自ら映像審査で選んだ候補者を
呼び寄せ、
候補者が持ってきた企画に添って
お題とともに審査、そしてレクチャーもする番組。
審査するのは
ガイとフードネットワークで信頼できるスタッフ陣
スターシェフの仲間たち
で、毎回1人ずつ落とされていき、
最後に残った候補者の番組のパイロット版を製作、
フードネットワークチャンネルに売り込んで許可が降りれば
放送する
というやつ。
全編に流れるのは、
食関連のエンターティメントのすべては
こうあれ
という、食に対する愛。
日々視聴者として何気に見ているけど
好感のもてる食べ物の番組の
肝心なところを
完璧に把握して制作してことがわかって、
よりガイやフードネットワークが好きになった。
ガイ・フィエリは
ファンキーでジョーク好き(おそらく英語ジョークのわからなさエグい)な
陽気なアメリカンなおっちゃんだけど
食べ物に関しては博識で
真剣で、
携わるすべての人にリスペクトがある。
感じてはいたよ。
だけど、プロデューサーとして
候補者を指導するときに
ちゃんと言葉に出して
そう説明していた。
めちゃくちゃ理論的。頭いい。
そんでもって、知識に裏打ちされた言葉の大切さも大事にしていた。
これを鼻につかないように
説明しろ
って、ガイは言うけど
むっずかしい。
一連のシリーズを見て
自分自身がどう見えているか客観視できていて
ナチュラルに言えるかどうか
そしてみんなに好かれていることが
すべてな気がした。
人間力があり、それを裏打ちできるだけの知性と表現力、
そんな食レポする人、
日本にいるかしら?
芸人さんもレポーターも嘘ばっかりだから
ああいう日本の食べ物の番組はまったく信用せずに見ている。
知識もなく語彙力もない人たちの言葉を
信じる気にはなれないものだ、
って、ガイの説明でわかった。
かといって、
キャラに合わない知識をひけらかされても
冷めるし
その人を好きじゃなきゃきつい。
現に
グルメぶっていた
アンジャッシュの渡部さんの
食レポも全然好きではなかった。
思えば、日本の食にまつわるテレビ番組は
基本的にNHK一択です。
次点キューピー3分間クッキング。
昔はもっとあった気がしますが。
家事やろう
ラヴィットの料理コーナー
まあまあいい線行っているんですが、
二、三実際に作ってやってみたところ、
食べている人たちのリアクションが
自分の感想と合わないとわかり
あんまり見なくなりました。
おもうまい店
とかに付随するドキュメンタリー調の番組など
食にまつわる番組は死ぬほどあるのにね。
なにより
「ネットで見れば載っている」が強い。
なにしろ強いのよ。
要するに「誰が食べるか」
フードスターが少なすぎるのかもしれない。
石塚さん、彦麻呂さん、大食いの人たち
仕事与えすぎちゃうと嘘っぽくなるのも
あるよね。
最近ではスイーツの女王ぼる塾田辺さんというニューカマーがいるにしても。
で、思いつきました。
もしかしたら、
この分野、マツコ・デラックスさんが最強じゃないか。
嘘をついている感じがしない。
自然。
食べているのを見ていると、
こっちまで食べたくなる。
押し付けがましさがなく、
言葉のチョイスもきめ細かい。
自分から紹介するのではなく
紹介してもらって食べる
というシステムもいいのかもしれん。
キャラがあり、信頼に足る。
もっといい人いるかしらね。
うーん。思いついたら、また書きます。
世界のフーディーをYouTubeで見る日々です。
外国語でも鼻につく人は鼻につく。
それにしても
フードネットワークのサムネは
わかりづらい!
誰かなんとかできそうなもんだけどな。