大雑把な日常

日常のあれこれ。

君の名は。アゲイン

2016-11-20 | 見た
会社の人たちが
二度目を見た話をしているのを聞いて
見たくなって二回目をさっき見てきた。



『君の名は。』

あの音楽と映像の融合。
すごくいいライブを見たようなそんな気分に
もう一度なりたくて
見てきた。
ファン見たいなことになってますが、
ま、ファンですね。

二回目のほうがなんかよかった。
どっぷり入り込むぞと決めたため、
入っていられたのだと思います。
号泣です。

それはともかく
夢とか
記憶って
不思議ですよね。

あのときは覚えておこうと思ったのに、
忘れちゃうんです。
記憶違いをしていることもたくさんあるし、
なんだかよく思い出せない。
その時のじんわりした感覚だけがあって、
本当にその通りだったか
自信もない。

DVDや音楽や小説は巻き戻って
もう一度見ることができるけど
実際に体験したことって
記憶だけが頼りで
心もとない。
感覚でしか残らない。

匂いや音、景色をきっかけに鮮明によみがえる瞬間とかもあるし
本当に不思議です。
脳。
のことなんだろうけど。
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血圧とアドレナリン

2016-11-19 | 日記
血圧安定しません。

(趣味の)小説執筆において、
物語がぐわー!と脳内で動いているときは
仕方がないのかもしれません。
興奮して眠れないし、
一度起きたら
もう書かないとだめだ。
夜明け前におきだしてパソコンの電源をつけます。
ちっとも時間が足りない。

そして生み出されたものは
くそみたいなものだとしても
その瞬間は最高に楽しい。

使っていない場所の脳が目覚めて、スイッチが入ったように作動し始める感じです。

このアドレナリンがあるから
たくさんの人が小説を書くのでしょう。

この間ネット検索していて
100件以上応募して
やっと小説家になった人がいました。
その根性がすごい。
……100件、私にそこまでの根気があるかしら。
たぶん1件くらいでズタボロになってしまいそうです。

今、五作目を作成中。

ここ数日は起きた瞬間に血圧、下が100を超えます。
うーん。

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秋 脳 興奮

2016-11-18 | 日記
脳が興奮しています。
飲み会だったので。
人あたりしてしまいました。
わたしはその場の雰囲気に必死に合わせるくせがあるな。
空気読みすぎない自分でいたい。

でもそんなこと言っても今日はずっと脳が開きっぱなしでした。

どういうことかというと
行き帰りの散歩中どっっぷり妄想にハマって
泣いちゃった。
自分の妄想の世界で
そこまで行けるとは
なかなかのもんですよ。
しくしく。

泣きやすい性格ですけどね
なんでもないのに
泣いちゃう。

今日は本当にいいお天気で木々が美しく
秋って
こんなに素晴らしい
ってまた思って感情が敏感になっておったのですね。



ツタの絡まる廃墟も
秋の装い。

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NHKスペシャル「終わらない人 宮崎駿」

2016-11-17 | 見た
NHKドキュメンタリー見ました。
話題になっていましたね。

でも私は
宮崎さん
小さい頃からずっと
エッジの利いたおじさんだと思っているので、
きっと不機嫌で登場するんだろうなぁ
「撮ってんじゃねー」とかいうんだろうな
って初めから期待がありました。

ラジオで聴いたんですかね。
トトロに感動したお母さんが「子供にたくさん見せます」と言ったところ
「部屋でこんなもん見せてないで、外に出しなさい」
と大説教した話を自分でしていた。
こえー。
おもしれー。
ってその時思ったのです。
この「こえー、おもしれー」は永六輔さんにも感じてます。
偏屈じじい。でも目をそらせない魅力。

偏屈で天邪鬼
天才で子供みたいな大人だと
思っていました。
人が少しでも違うことを言うと妥協せずに全否定する。
うん、わたしみたいだ。
面白い大人です。

今回は
老人としての自分について語っておりました。
高齢者の自動車講習で同じ講習に来ていた人たちに
自分はこのひとたちと一緒なのかと驚いたと。
スケッチしたその風景をカメラに見せていました。

再始動した宮崎さんが
CGの短編アニメを作り
そして長編アニメに着手しようというまでの700日を追ってました。
手書きにこだわってきた中で
新しい技術で納得するものができない苛立ちなど。

そんなことはいいとして、ナレーションがトトロの「メイちゃん」で全編・・・
内容がけっこうシビアだからあえてこれにしたのかしら。

宮崎さんはどんな人に対しても丁寧な敬語を使います。
若きCGアニメーターに対してもずっと丁寧です。
それが怖いんだけど、
でもちゃんとした大人だなって思って
わたしもそうありたいと感じました。
自分がいくつになろうが
どんな立場の年齢の人にも
きちんと丁寧でありたい。

あとすごく片付いている。
絵コンテ書いている机の上もアトリエも
毎日コーヒーを淹れる台所も。
きっちりした人柄を感じました。

一番ここだなって思った場面があります。
「ストーリーじゃない」
って言ったところです。
ある一場面を見ただけで「これはすばらしい」と感じる。
自分の好きな映画は全部そうだ。
そう宮崎さんがブツブツ言っていた。

本当そうだなって思って。
何か一瞬でも動きようのない最上の輝きがあれば
それはすべてが素晴らしい。
なんでも。

なんだかわからないけど
泣いちゃったんだよな。

ドワンゴの人はめっちゃ怒られていたよ。
大人が怒られるのって見ていて辛いよね。

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葡萄が目にしみる

2016-11-16 | よんだ
読みました。
表紙があかりんだ!


テンション上がりますね。

そんなことはどうでも良かった。

林真理子著。
『葡萄が目にしみる』
1984年刊行。

青春期の話です。

一言で言うと
すっごい良かった。
みずみずしく
キメの細かい
思春期の些細な、それでも世界を覆うすべてを
するすると読みやすい文章で
描き切っている。

途中から夢中になっちゃってね。
ストーリー展開はそれほど劇的じゃないのに
心の動きでドラマチックに見せる。

とにかく良かった。すごかった。

そして
これだけ人の欲や自意識を理解しているからこそ、
今の林真理子さんが形成されているのかもしれない
って妄想しました。

ただものじゃない。
でもすごく柔和で
親しみやすい
そんな本でしたわ。

にしても、わたしのベッドカバーのダサさよ。

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