鎌倉・東慶寺の「岩ガラミ」が、日にちと時間を限定して公開されていると聞きましたので、出かけてみました。
「岩タバコ」は今までに何度か見ましたが、「岩ガラミ」は見たことがありませんでした。
「岩ガラミ」は、本堂裏手の崖下に1本の幹が根を下し、崖全体に蔓を伸ばして、花は崖全面で咲いていました。
その花の姿は、額あじさいに良く似ており、周りに白い額がついた花で、花自身は小さな花でした。
「岩タバコ」も咲いていましたが、こちらはピークを過ぎて、所どころにその花が残っているという感じでした。
東慶寺は花のお寺といわれるだけあって、この時期いろいろな花が咲いていました。
1本の「岩ガラミ」の幹(写真(中)下部中央付近)がしっかりと根をおろし、崖面全体に蔓を伸ばして花を咲かせています。
周りの白い葉は花の額で、中の小さなつぶみたいなものが花だそうです。
花のお寺といわれるだけあって、この時期 いろいろな花が咲いています。
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先日 ランドマークプラザで 「花いけバトル」 が行われていましたので、どんなことをするのか見に行って見ました。
「花いけ」という言葉に「バトル」という言葉は相応しくないような気がしますが、
見事に「花いけ」が競技化されていました。
準備された花、花器を使って、5分という限られた時間で花をいけて、その間の所作やいけられた花を、
審査員(観客約70人)が見て、良いと思う方の札(赤・青・(白))を上げて、その勝敗を決めるというやり方で、
参加アーティストは男女各3人の6人、競技はトーナメント方式で7試合が行われました。
参加アーティストは、いけばな作家、フラワーデザイナー、デザイナーと呼ばれている人たちでした。
花いけバトルは、ランドマークプラザ・ガーデンスクエアで行われました。
【 1回戦ー1 】
左側の勝。(この後 準決勝、決勝へ進み 準優勝)
【 1回戦ー2 】
右側の勝。(この後、準決勝に進み、そこで敗退。)
(負けた左側の人は敗者復活戦を経て、準決勝、決勝へ進み優勝。)
【 1回戦ー3 】
左側の勝。(この後、準決勝に進み、そこで敗退)
【 3敗者による復活戦 】
左側の勝(敗者復活戦を経て、準決勝、決勝戦へ進み優勝)。
【 決勝戦 】
決勝戦では、花器の種類、個数は自分で好きなものを選んで、花がいけられました。
準優勝作品
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イチョウ
今朝 ラジオを聞いていましたら、今日の誕生日の花は「イチョウ」で、花言葉は「長寿」ということが紹介されていました。
「イチョウ」の生い立ちは古く、恐竜時代より前で約3億年前といわれており、「長寿」というのも納得ですね。
この話を聞いて、先日 金沢八景の称名寺に行って、黄葉に映える境内の風景を撮っていましたので、
タイミング的に 「今日でしょう!」 ということで、ここにアップしました。
称名寺の浄土式庭園周りの樹齢800年といわれている大きなイチョウが、
正に黄葉の時期を迎えて境内に映えていました。
池の水面も黄金色に輝き、その黄金色を楽しむように渡り鳥がゆっくり泳ぐ姿が印象的でした。
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秋晴れの好天気でしたので、先日 近くの横浜イングリッシュガーデンにちょっと行って見ました。
天気が良くって、近いからでしょうが、たくさんの人が訪れていて、
ガーデン内花畑の狭い道では、お互いに身を細めて譲り合いながらの散策でした。
いろいろな種類のバラやコスモスが見頃でしたが、園内ではハロウインの飾り付けがされたり、
音楽イベントが行われていましたので、大変な賑わいようでした。
ハロウィンが近いので、仮装道具やいろいろな飾り物が置かれていて、皆さんそれぞれ楽しんでいました。
コスモス畑は丁度見頃で、いろいろな種類のコスモスが咲いていました。
これもコスモスの一種のようですが、ちょっとイメージが違いますね!
隣接のヨコハマくらし館には「イングランド・古都コッツウォルズ」のジオラマが展示されていました。
カメラの中のジオラマ風フイルター効果(中央部のみくっきり)を効かせて撮っています。
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例年なら残暑厳しい8月下旬、関東地方では北東気流が流入して、天気が悪く、気温も上がらずに、
もう夏は終わったのかな?と思わせるような天気が続いています。
暑い夏場に元気に咲いている「ひまわり」、「百日紅(さるすべり)」をあちこちで見かけますが、
これらの花も、このところの天気、気温にちょっと一息ついているのではないでしょうか?
「百日紅(さるすべり)」はその名の通り、この暑い盛りに100日も咲き続ける元気な花といわれますが、
鎌倉のお寺では、「百日紅(さるすべり)」が元気に咲いている姿があちこちで見られるという話を
聞きましたので、天気はあまり良くありませんでしたが、出かけて見ました。
本覚寺の「百日紅」。(樹齢100年ともいわれる大きな百日紅です。)
梵鐘近くの「百日紅」。 この木の花の色はちょっと紫色がかっています。
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「大賀の郷ひまわりフェスタ」と聞いた時、「大賀の郷」ってどこにあるんだろうか?と調べてみると
これが意外にも横浜で、京浜急行上大岡駅の近くの街中にありました。
この付近は、小田原北条氏の頃は「大賀郷(おおがきょう)」と呼ばれていたそうですが、
これが転訛して「大岡」になったといわれています。
その「大賀の郷」で、地元の人たちの協力のもとに「ひまわりのように明るく元気な地域づくり」をめざした
「ひまわりフェスタ」が 行われていると聞きましたので、
真夏でも元気なひまわりのパワーをもらいたいと思い出かけてみました。
ひまわり畑は、上大岡駅から徒歩6~7分くらいの住宅地の中にあって、
ひまわりは約3万本といわれていますが、暑い日差しを受けながら元気に咲いていました。
真夏の太陽のもと 元気いっぱい咲いている「ひまわり」に負けないように、
今年の夏場を乗り切りたいものです。
「大賀の郷」は住宅地の中で、ちょっと低い所にあるので、周りの家からも良く見えそうです。
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紫陽花が見頃を迎えており、紫陽花の名所といわれるようなところは大変な賑わい、
というより大変な混雑で入場待ちをしなければならないような所もあるようです。
近くで、まだ行ったことがない紫陽花の見どころ・・・ということで、
「川崎のあじさい寺」と 云われている「浄慶寺」に行って見ました。
「浄慶寺」は、川崎市麻生区で、小田急線・柿生駅から歩いて10数分のところにあり、
1500年代に創建されたといわれる浄土宗のお寺です。
その境内はあまり広々とした感じではありませんが、本堂の右手から登る裏山斜面には
いろいろな紫陽花が咲いていて、斜面には縦横に細道があり、下から見上げたり、
上から見下ろしたりして散策することができます。
また、境内には羅漢石像があり、それぞれ特徴あるユーモラスな表情の石像で、
参拝者の皆さんも思わず見入っていました。
石像の中には、パソコン操作をしている姿、携帯電話をかけている姿、
カメラで写真を撮っている姿などがあり、正に今様の羅漢様にはびっくりしました。
本殿の右手から、本殿の裏山傾面に登れるようになっていて、縦横に走る道の両側にあじさいが咲いています。
傾斜地には木も植えられていて、その間にあじさいが植えられているという感じです。
天気が良い日でしたので、木漏れ日が花に当たり、コントラストが強い写真になりました。
境内には羅漢石像がいくつも置かれていました。
普通あまり見かけない、将棋指や腕相撲の羅漢石像です。
こちらは、今様の羅漢石像で、パソコン操作、写真撮り、携帯操作中、携帯通話中などの姿にはびっくりです。
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神奈川・開成町は、「あじさいの里」としてよく知られていますが、この時期 「あじさい祭」が
行われているというニュースが報道されていましたので、初めて出かけて見ました。
小田急・開成駅から「あじさいの里」へシャトルバスが出ていますが、週日ながらたくさんの人が訪れていて
20分間隔で出るシャトルバスはいっぱいでした。
あじさい祭は、田植えが終わった水田の中で行われていて、
きれいに整備された農道や水路のわきに、町の花であるあじさいが色とりどりの花を咲かせていました。
訪れた人は思い思いに農道の両脇のあじさいを見て回り、会場の中にある露店や休憩所に立ち寄りながら
田植えが終わって一息ついた穏やかな田園風景を楽しんでいるようでした。
あじさいは水田のすぐ近くで咲いているので、背景は水田になってしまいますが、
くもり空だったので、水面への映り込みもあまり鮮明ではなく、
植えられたばかりの早苗とあじさいの組み合わせになってしまいました。
農道の両側にはいろいろなあじさいが咲いていて、道行く人を楽しませていました。
幼稚園の子供たちも来ていましたが、水煙の中のあじさいや周りのあじさいをみんなで見て回っていました。
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昨日 関東地方も梅雨に入ったと見られるという報道がありましたが、このところ上空の偏西風の蛇行の影響で、
日本列島も異常な天気になっており、北海道が異常な高温になったり、まだ梅雨前線ははるか南にあるのに、
日本列島は梅雨のような天気になっているようです。
ペルー沖の海水温度が平年に比べて高くなるエルニーニョ現象の影響で、この夏は梅雨明けが遅れ、
冷夏になるといわれていますが、果たしてどんな夏になるでしょうか???
この時期の花は、花菖蒲、あじさいなど いろいろありますが、梅雨入りした昨日
三溪園の花菖蒲を撮りに行ってみました。
まだ若干早いかな?と思っていましたが、思っていた以上に花菖蒲は咲いていました。
しかし、咲いているのは紫色の花菖蒲が多く、やはり品種によって咲く時期が微妙に違うようです。
同じ菖蒲でも、先のブログで紹介しました称名寺の黄菖蒲は、すでにピークを過ぎた感じでした。
三溪園の菖蒲は、以前のブログで、紹介したことがありますが、
この時の写真は今回よりも2週間後の姿で、いろいろな色の花菖蒲が見られます。
三溪園の花菖蒲は20種とも云われていますが、正に花菖蒲いろいろです!
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黄菖蒲
金沢(かねさわ)北条氏一門の菩提寺である称名寺は、朱塗りの反橋、平橋がかかる浄土式庭園、阿字ヶ池、
そのまわりの大銀杏、桜など 四季折々の風景が楽しめます。
そして、春は参道や境内の桜、初夏は黄菖蒲、秋は紅葉などが見頃になるとたくさんの人が訪れます。
今年の2月には、雪降りの日に称名寺に行き、久しぶりに称名寺の雪景色を撮りましたが、
今頃は、黄菖蒲が見頃になっているかな?と思い、出かけてみました。
ちょっと盛りが過ぎた感じではありましたが、阿字ヶ池の周りには黄菖蒲が綺麗に咲いていて、
まわりの新緑ともども池に映り込み、全体的に黄緑色基調の色が目立ちました。
黄菖蒲の花自身は比較的小さく、質素な感じの花ですが、広い範囲に咲いて 花の数が多いので、
黄色っぽくて明るく、まわりの新緑の黄緑色も映えて、初夏らしい清々しい風景でした。
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つつじ寺
川崎の「つつじ寺」として知られている宮前区神木本町の「等覚院」のつつじが見ごろを迎えていると
新聞報道がありましたので、初めて出かけてみました。
このお寺は天台宗の寺院で、神奈川の花の名所100選にも選ばれていますが、
境内では霧島など約2000本のつつじが正に見頃を迎えていました。
境内はあまり広くはありませんが、仁王門付近から見上げた景観は見事で
山の傾斜にそって咲いている綺麗なつつじを見上げることができます。
その樹齢は150年とも言われる つつじの木は大きく、また赤いつつじが目立ちましたが、
そのほかにもいろいろな色のつつじがあって、新緑ともども綺麗な色合いで咲いていました。
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藤沢市・常立寺(じょうりゅうじ)で、本堂前にある「紅白の枝垂れ梅」が
見ごろを迎えていると先日新聞に報道されていましたので出かけてみました。
常立寺は江ノ電・江ノ島駅のすぐ近くにある日蓮宗のお寺で、このお寺は「枝垂れ梅」と共に
鎌倉時代の元寇の際に処刑された「元の使者」を供養する塔があることで知られています。
本堂正面。(枝垂れ梅は右手、元使塚は左手。)
紅白の枝垂れ梅。
「元使塚」(元使は元(現在のモンゴル)から派遣された特使のこと。)
鎌倉時代の元寇(文永、弘安の役)の際に、元の皇帝からの国書(降伏勧告)を持って日本に来た元使が、
スパイ容疑で近くの龍口刑場(現在の龍口寺の場所)で処刑されたそうですが、その元使5人の供養塔が建てられています。
塔はモンゴル式にハダクという青い布を巻いて供養されており、
モンゴルの大統領や大相撲のモンゴル力士(朝青龍、白鵬、他)が墓参されたことがあるそうです。
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