八ヶ岳中信高原国定公園の中の坪庭に、冬景色の撮影に行ってきました。
坪庭は八ヶ岳の噴火で出来た溶岩台地で、約8000年の長い歳月の中で、
多くの植物が自生し、大きな自然庭園となっています。
春から秋にかけては、高山植物、野鳥、周辺の山の景色を見ながら、
トレッキングする人たちがたくさん訪れるところだそうです。
しかし、この時期は雪で覆われ、奇岩もほとんど見られず、
背が低い旗型樹形の木々には、数日前の濃霧の時に出来た霧氷が
しっかりと付いて、この付近の風の強さをまざまざと見せつけていました。
坪庭へは、蓼科の山麓駅(1771m)からロープウエイで 約7分間登ると
山頂駅(2237m)に着きますが、すぐその前が坪庭になっています。
坪庭は、雪がない時だったら約30分くらいで一周できるそうですが、
この時は、気温マイナス14度、風速10m/sと気象条件が厳しく、
また雪が深く急な坂もあり、写真を撮りながらの移動は大変で
一時間半くらいで一回りしました。
霧がかかったり、雪が降ったりする天気ではありませんでしたが、
雲が厚く時々薄日がさす程度で、
残念ながら青空バックの写真にはなりませんでした。
旗型樹形の木は、旗型霧氷の木に変身。
坪庭の入り口と上部から見た山頂駅。
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