帆船・日本丸が、横浜みなとみらいで展示・公開されて今年で30年になるということで、
いろいろなイベントが行われています。
毎年4月29日の祝日には、すべての帆を広げる「総帆展帆」が行われますが、
今年はスタッフやボランティアが5年かけて新調した全29枚の帆が初めて張られました。
最も大きな帆は、横23m、縦8.5mもあり、ポリエステル製で手やミシンで縫われたそうです。
帆は、約100人のボランティアによって、午前中広げられ、同時に船舶同志で針路などを知らせるのに使う
カラフルな国際信号旗も掲げられて、記念式典や海上保安庁音楽隊による演奏が行われました。
その後、午後3時過ぎから帆がたたまれましたが、たたむ時は帆に結ばれているロープをデッキから巻き上げた後、
ボランティアがマストに昇り、帆を人手で折りたたみ、紐でくくりつけていました。
ロープ1本の足場に乗って、帆をたたむという力仕事は大変そうでしたが、女性のボランティアの方も活躍されていました。
日本丸の前では、記念式典や海上保安庁音楽隊の演奏が行われていました。
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帆をたたむ前の状況で、天気が良くなったので新しい帆が一段と白く見えます。
船上までつながっているロープを巻き上げて、張られた帆を少しづつ折り込んでいきます。
このくらいまで巻き上げたら、ボランテァアの人がマストに昇って、手作業で更にたたみこみます。
足場は、ロープ1本に皆が乗っているので、他の人の動きで揺れるし、力仕事の作業も大変そう!!
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