鎌倉鶴岡八幡宮では、1月5日「除魔神事」が行われますので、遅い初詣に参って、その様子を撮ってみました。
弓矢は古来より魔を退ける力があるとされていますが、この神事は、源頼朝が幕府において
「御的始」、「御弓始」と称して行った「武家の事始め」を起源としているそうです。
下拝殿で神職による祭儀が行われたあと、小笠原弓馬礼法・鎌倉古式弓道保存会の方々の
ご奉仕により、神事が執り行われました。
６人の射手が、１５間（２７ｍ）先の大的(５尺２寸：１５６ｃｍ）に向かって、
古式に則った所作をしながら、それぞれ２本の矢を放ちました。
矢が大的に当たると近くに控えている人（今回は小さな子供）が、白い棒を揚げて合図していました。
最初にまず神職が大的の前の幕に向かって矢を射ます。
会場の後方には神職が控え、大的の近くには命中を知らせる白い棒を持った人（子供）、放たれた矢を回収する人たちがいます。
２人の射手が並び交互に矢を放ちます。
矢を放つ位置でいろいろな所作をして、最後に矢を射ます。
最後の射手は貫禄十分な正に武士の風貌をした射手でした。
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でした
合図をする子供さん可愛らしいです
左側を脱いで的に向かっている姿は時代劇で
見たことがある姿みたいです
「的」の裏には「鬼」という字が、逆さまに書かれていました
逆さまにどんな意味があるのかよくわかりませんが・・・。
数年前に見た時、合図をする人は大人でしたが、
今年は可愛らしい子供さんでした。
時代劇ではよく片肌を出していますね
左側の片肌を出すのも、いろいろ所作があって大変そうでした。