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お馬流し

2013年08月05日 | イベント

横浜・本牧神社の夏の例大祭は、室町時代から受け継がれてきた厄払いの「お馬流し」が行われます。
「お馬流し」は、茅で作った「お馬」6体にその年の災厄を託して海に流す神事で、
県の無形民俗文化財に指定されていて、今年は448回目のお馬流しになるそうです。
かっては「お馬」を沖に運ぶ際には木造の和船に漁師さん達が乗り込んで、櫓や櫂を操っていたそうですが、
1964年からはエンジン付の漁船が使われるようになったそうです。
今回、保管されていた木造の和船を補修して、50年ぶりに和船が使われるようになったと
新聞で報じられていましたので、久しぶりに「お馬流し」の様子を見に行きました。
このような報道があったからでしょうが、今年のお馬流しは観客が多く、
和船が出港する「本牧漁港」にもたくさんの人が見に来ていました。


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神殿(左)で祭典が行われた後、お馬は氏子の頭上から頭上へ手渡しされて行きます。

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茅で作られた「お馬」。(馬に似ているようで、似ていないような???)

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お馬は、頭上で手渡しされて、鳥居前で待機している自動車の運転席上部に移されます。

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船形に飾られた自動車は、神社前から「お馬通り」を通って、町内を巡幸し、漁港へ向かいます。
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本牧漁港に着くと、お馬は2隻の和船に3体づつ移されます。
(和船はきれいに補修されて、櫓で漕ぐようになっていましたが、エンジンも装備されていました。)

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2隻の和船は本牧港から東京湾に出て行き、そこで「お馬流し」が行われます。

写真をクリックすると大きな画像になります。


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6 コメント

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お馬流し (chie)
2013-08-06 15:34:58
マイカル本牧を通ると歩道橋に
本牧神社の例大祭の横断幕があり
お馬流しを見たいと思ってました。
こんなに古くからのお祭りだったんですね
momokoさんのお写真で、
おまつりの様子が見れて良かったです。
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お馬流し (ま~ちん)
2013-08-06 20:24:20
本牧方面にはあまり行く機会がないのでお馬通りなど
知りませんでしたがこのお馬が通る道なのですね
歴史のあるイベントなどmomokoさんのブログで知ることが出来勉強になります
それにしてもいろんなイベントをご存じなのには
感心させられます
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お馬流し (momoko)
2013-08-07 08:12:26
chie さん

マイカル本牧には、びっくりするような大きな「お馬流し」の
横断幕がかかっていましたね
歴史ある祭りで、昔は本牧神社から海岸まで近かったのでしょうが、
今は海までが遠くなり、自動車に載せて、
本牧漁港まで送っているんですね
しかし、最初の時は、本牧漁港がどこにあるのか、
知りませんでした
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お馬流し (momoko)
2013-08-07 08:33:36
ま~ちんさん

神社の前から、本牧通りまでの道は正に「お馬通り」なんですね
「お馬流し」は、長い歴史があって、受け継がれているのでしょうが、
茅で作られる「お馬」も、歴史あるお家で作られるそうです。
あの「お馬」の姿、形は、昔からあのようなものだったかどうか
よくわかりませんが、最初に作った人はすごいですね
返信する
お馬流し (ナオ)
2013-08-11 23:00:51
歴史ある「お馬流し」が受け継がれているのですね
写真で見ると馬と言われないと気づきませんが
馬に見えてきます
和船の方がやはり趣があっていいですね。
返信する
お馬流し (momoko)
2013-08-12 08:28:02
ナオさん

「お馬流し」は、本当に長い歴史があり、
世代から世代へ引き継がれているんでしょうね
氏子の子供たちも、「お馬」の横で竹笹を掲げながら
揺らして、祭りにしっかりと参加していました。
茅で作られた「お馬」さんには、やはり和船ですね

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