48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

なぜ簡単に背負いで投げられるのだ?

2016年05月30日 00時42分07秒 | 柔道の練習日記
5月28日 なぜ簡単に背負いで投げられるのだ?

血液造影剤アレルギーであちこち痒い事以外は、絶好調のおっさんです。
しかしこの痒み、何とかならんもんかねえ。医者に行くほどのレベルではないと思うが、長引くようなら病院に行くつもりです。

夜は柔道の練習でした。
先日の火曜日の稽古から、新中学柔道部の一年生が練習に来ております。まだ体が全然出来上がっていなくて、しかも初心者と経験者の差が大きいので、打ち込みの時の相手の仕方がわからん。
女の子の経験者はガンガン来るのですが、男の子の初心者はおどおど打ち込み。女の子のほうが強い(笑)。
私が中学生達の相手をしてる間に、道場の横ではK谷師匠とI瀬先生が、いつものように100本超え連続打ち込みをされておりました。二人とも終わった後に畳にぶっ倒れている光景は、うちの道場の名物になりつつあります。

さてさて本日はいきなりN根先生と2本連続の乱取り。
前回全くと言っていいほど防げなかった高速背負いなんですが、今回も防げませんでした(笑)。確か1回だけ潰したのですが、その後は7回連続投げられました。悔しすぎて笑ってしまったぐらいです。
中でも1本は、奥襟を取りに行って投げられました。
「T岡さん、(背負いの得意な相手の)奥襟を取りに行くなんて、自分から背負ってくださいと言ってるようなもんですよ」とN野先生。
だー!そうだった!すんなり投げられたー!

この時の乱取りをI瀬先生に見ていただいており、その時の注意する点を練習後に教えていただきました。I瀬先生曰く、
「右組みの相四つで、N野先生は背負いを仕掛けてくる事がわかっているのだから、引手を掴んでしまえば、相手は背負いに入りにくくなるんですよ。釣り手を取って引手を取ろうとまごまごしてる合間に、相手は背負いに入ってきます。もったいない」
そうなのだ。今更気が付いたのだが、がっぷりと相四つに組んでしまえば、背負いには入りにくいのだ。
私とN野先生の後で、I瀬先生とN野先生が乱取りをされていたので、じっくり見物させてもらったのですが、I瀬先生は立ったままN野先生の背負いをいなしていくのだ。私みたいに腹這いになって潰していくのとは全然違う。
この違いは何だろう?反射神経の差なのか?
「僕がN野先生への背負い対策で、絶えず投げられないように、投げに入られても担がれないように回り込んでたんです」
写真は某少年柔道の写真から右の相四つ。
「T岡さんとN野先生とだと右の相四つだから、右へ右へと回り込むようにすると、N野先生は投げに入っても担ぐのが難しくなります
なるほどー。回り込むのか。気が付かんかった。
「今日N野先生の背負い対策を教えたのですから、当然(横でそれを聞いてる)N野先生は、別の方法を考えてくると思います(笑)」
とI瀬先生が言うと、N野先生はニヤッと笑われた。

この日はI瀬先生とは乱取りができなかったので、前回の「意識の刷り込み作業」で何が来るかは、体験することができませんでした。でも何と、I瀬先生自体が手の内を教えてくださったのです(驚)。
「前回は内股を連発して刷り込み作業をしましたけど、今回は内股に行くと見せかけて、大内を連発しようと考えてたんですよ」
やはり大内で来るのかー。
「で大内を繰り返して刷り込み作業するとですね、T岡さんは『内股なのか?大内なのか?』と迷い始めます。でもその次の練習で、内股・大内に行くと見せて横に行く大外で仕留めようと考えてます。
もうこうなるとですね、どれが来るかわからなくなるんですよ。
そういう混乱してる時に、また最初から引手を取って行くんです(笑)」
ダメだ。もうこの会話で刷り込み作業されてしまってる(笑)。次の乱取りでは、内股・大内・大外のどれが来るんだー!
まだ始まっていないのに、この時点で頭の中パニック。見事にコントロールされております。

さて順番は前後するのですが、K谷師匠にも2本連続乱取りの相手をしていただきました。途中いくつか質問をしたのですが、その中の一つは、
「組手で何故両襟を取られるのですか?」
たぶん師匠の得意技の足払いに関係してくるんではないかと。
「それは左右どちらでもすぐに足払いを掛けれるようにするためだよ。いちいち右組み左組と組み直ししてはダメだからね」
うーむ、そうだったのかあ。
だとすれば・・・片方だけ襟を取られても、もう片方は取られないようにすれば、足払いも片方の方向しか来ないのでは?
で、引手を取りに行った時に、師匠の手首近くの袖を持ち、絞りながら襟を取られないようにした。必然的に師匠も襟ではなく私の袖近くを持つ。
よしよしこれで、右からの足払いだけ注意しておけばよい・・・と思ったら巴が来た。
巴投げが来たかあー!予測できんかったー!
見事一回転しました(笑)。

他にもたくさんの事を教えていただいたのですが、とりあえず今日の練習メモはここまで。
私自身の咀嚼力の限界です(笑)。
柔道ってのはものすごく面白いです。でも頭がパンクしそう。

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コメント (2)
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