7月30日 東海道ランニング むっちゃ気持ちいい道(日坂宿~金谷)
7月30日に走った「掛川宿~日坂宿~金谷」の残り半分の記事です。
日坂宿では昔の旅籠などが沢山あり、見物がてら休憩してました。宿場町を離れて旧1号線を越えると、ものすごい急坂が1キロ近く続くらしい。
心配なのでペットボトルを3本購入。
「けっ!乗鞍天空を制覇した俺なら、お茶の子さいさいだあ!(古い表現である)」
登り始めて後悔した・・・全然走れん!なんだこの角度は?
乗鞍天空の坂は、これに比べたら赤子みたいなものです。
「こっ、これが東海道の難所かあー!」
舗装されてるけど、たぶん普通車は角度が急すぎて登れんと思う。四駆でかろうじてか。
一言で言いますと、「這いつくばるようにして」歩いてました。
ひいひい、ぜいぜい、急すぎてまるで登山じゃん。しかも九十九折りが延々と続く。
まだ終わらんのかー!
この坂でペットボトル1本空けた。汗が滝のように流れる。
20分ぐらいしてようやく角度が緩くなり、木々がまばらになってきた。で、尾根に到着!
やったー!登り切ったぞ!写真は尾根にある茶畑の前での自撮りです。ここでへたり込んで10分休憩。マジできつかったー!
日坂宿で買った2本目のペットボトルを空ける。もう全身べっとべと(笑)。30分で1リットル飲んでしまった。
さてここからは、多少のアップダウンはありますが、尾根道が数キロ続きます。道の両サイドには茶畑があり、しかも景色が絶景!暑いけど風も吹いてるので気持ちがいい。
「これは神様がくれた最高のランニングコースじゃん!」
気温が高いのでトボトボ走りだったのですが、値千金(またもや古い表現)のコースです。今まで走った東海道のコースで、一番の景色。これで晴れてたら富士山が見えるのになあ。
生活道路にもなっていないので、江戸時代もよく似た光景だったんでしょう。道端には小さな祠が沢山ありました。
尾根道の中間地点ぐらいの景色です。曇り空なので写真の写りは良くないのですが、それでも景色を見て15分ほど休憩させてもらいました。
ああ、この道終わりたくないなあ。
小さな製茶工場があり、そこの看板です。「なぜここに天皇杯が?」と最初、サッカーのことが頭に浮かんだ(笑)。
サッカーだけではない。お茶の世界にも天皇杯があるのです。
しばらく行きますと、扇屋さんという茶屋がありました。
そこで東海道ウォーキングをされているおじさん2名と、茶屋のおかみさんに誘われて、私も休憩させていただきました。
気さくな方たちで、「どこから来たの?」と質問されました。
ここでも皆さんとおしゃべりタイムで休憩(笑)。今日は良く休憩を取るなあ。ついでにペットボトルを買い込む。
「細切れで走ってるの?いいねえ。車で行くよりずっと価値があるよ。心の財産になるよ」
「でも1か月に1回ぐらいの休みを使ってですから、2~3年かかると思います」
「いいじゃない、長い楽しみがあって」
ウォーキングおじさん・おかみさんと贅沢な会話をさせていただきました。旅先で心の豊かな人達と出会えるなんて、走った甲斐があります。
茶屋を過ぎると少しづつ下りになり、こんな急坂もありました。小型車がベタ踏みであえぎながら登っていきます。
「あかん、こんな所走ったら膝を壊すわい」
ブレーキを掛けながら歩いて降りていく。1キロほど下るとそこは菊川のはずれの集落であった。
ここが細かい道が何本かあったので道に迷いました。ようやく石畳を見つけて登っていきます。もう一つ小さい尾根を越えるみたいです。
写真ではきれいな石畳ですが、この先は草ぼうぼうでしてマムシが怖かった。
尾根に出るとそこは「諏訪原城」の跡地で、観光客が数人いた。さすがにここは民家があちこちにあって、人の気配がします。
ここから金谷駅近くまで一気に石畳を下っていきますと、ハイヒールを履いたお姉ちゃんが石畳を登ってた。危ないぞ(笑)。
金谷の集落途中で見つけた、かなりエッチな石と祠です。わははは。
集落を大回りして、金谷駅に到着!本日のゴールです。
金谷駅の大井川鉄道を走る旧近鉄車両です。懐かしい!
子供の頃に、大阪と伊勢志摩(私の田舎)をよく行き来してた時に使いました。私以外にもカメラ小僧が1名、写真を撮ってました。
駅のトイレで全身を着替えて、切符を買いホームで一休み。夏休みなので、ホームは子供を連れた家族連れがいっぱいいました。皆さん大井川鉄道の蒸気機関車に乗りに来たんですね。
本日の走行距離は16キロ。距離は短いけどタフな山道でしたので、25キロぐらいの疲れです。今まで走った東海道の中で、一番気持ちよかったです。次回は金谷~島田宿~焼津になると思います。秋かなあ。
下の地図は今まで走ったもの全てのルート。ほぼ東京~京都間の1/4を制覇したことになります。まだ3/4もあるのかあ。
中年の頑張ってる皆さん、応援ついでに下のバナーも押してね。
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7月30日に走った「掛川宿~日坂宿~金谷」の残り半分の記事です。
日坂宿では昔の旅籠などが沢山あり、見物がてら休憩してました。宿場町を離れて旧1号線を越えると、ものすごい急坂が1キロ近く続くらしい。
心配なのでペットボトルを3本購入。
「けっ!乗鞍天空を制覇した俺なら、お茶の子さいさいだあ!(古い表現である)」
登り始めて後悔した・・・全然走れん!なんだこの角度は?
乗鞍天空の坂は、これに比べたら赤子みたいなものです。
「こっ、これが東海道の難所かあー!」
舗装されてるけど、たぶん普通車は角度が急すぎて登れんと思う。四駆でかろうじてか。
一言で言いますと、「這いつくばるようにして」歩いてました。
ひいひい、ぜいぜい、急すぎてまるで登山じゃん。しかも九十九折りが延々と続く。
まだ終わらんのかー!
この坂でペットボトル1本空けた。汗が滝のように流れる。
20分ぐらいしてようやく角度が緩くなり、木々がまばらになってきた。で、尾根に到着!
やったー!登り切ったぞ!写真は尾根にある茶畑の前での自撮りです。ここでへたり込んで10分休憩。マジできつかったー!
日坂宿で買った2本目のペットボトルを空ける。もう全身べっとべと(笑)。30分で1リットル飲んでしまった。
さてここからは、多少のアップダウンはありますが、尾根道が数キロ続きます。道の両サイドには茶畑があり、しかも景色が絶景!暑いけど風も吹いてるので気持ちがいい。
「これは神様がくれた最高のランニングコースじゃん!」
気温が高いのでトボトボ走りだったのですが、値千金(またもや古い表現)のコースです。今まで走った東海道のコースで、一番の景色。これで晴れてたら富士山が見えるのになあ。
生活道路にもなっていないので、江戸時代もよく似た光景だったんでしょう。道端には小さな祠が沢山ありました。
尾根道の中間地点ぐらいの景色です。曇り空なので写真の写りは良くないのですが、それでも景色を見て15分ほど休憩させてもらいました。
ああ、この道終わりたくないなあ。
小さな製茶工場があり、そこの看板です。「なぜここに天皇杯が?」と最初、サッカーのことが頭に浮かんだ(笑)。
サッカーだけではない。お茶の世界にも天皇杯があるのです。
しばらく行きますと、扇屋さんという茶屋がありました。
そこで東海道ウォーキングをされているおじさん2名と、茶屋のおかみさんに誘われて、私も休憩させていただきました。
気さくな方たちで、「どこから来たの?」と質問されました。
ここでも皆さんとおしゃべりタイムで休憩(笑)。今日は良く休憩を取るなあ。ついでにペットボトルを買い込む。
「細切れで走ってるの?いいねえ。車で行くよりずっと価値があるよ。心の財産になるよ」
「でも1か月に1回ぐらいの休みを使ってですから、2~3年かかると思います」
「いいじゃない、長い楽しみがあって」
ウォーキングおじさん・おかみさんと贅沢な会話をさせていただきました。旅先で心の豊かな人達と出会えるなんて、走った甲斐があります。
茶屋を過ぎると少しづつ下りになり、こんな急坂もありました。小型車がベタ踏みであえぎながら登っていきます。
「あかん、こんな所走ったら膝を壊すわい」
ブレーキを掛けながら歩いて降りていく。1キロほど下るとそこは菊川のはずれの集落であった。
ここが細かい道が何本かあったので道に迷いました。ようやく石畳を見つけて登っていきます。もう一つ小さい尾根を越えるみたいです。
写真ではきれいな石畳ですが、この先は草ぼうぼうでしてマムシが怖かった。
尾根に出るとそこは「諏訪原城」の跡地で、観光客が数人いた。さすがにここは民家があちこちにあって、人の気配がします。
ここから金谷駅近くまで一気に石畳を下っていきますと、ハイヒールを履いたお姉ちゃんが石畳を登ってた。危ないぞ(笑)。
金谷の集落途中で見つけた、かなりエッチな石と祠です。わははは。
集落を大回りして、金谷駅に到着!本日のゴールです。
金谷駅の大井川鉄道を走る旧近鉄車両です。懐かしい!
子供の頃に、大阪と伊勢志摩(私の田舎)をよく行き来してた時に使いました。私以外にもカメラ小僧が1名、写真を撮ってました。
駅のトイレで全身を着替えて、切符を買いホームで一休み。夏休みなので、ホームは子供を連れた家族連れがいっぱいいました。皆さん大井川鉄道の蒸気機関車に乗りに来たんですね。
本日の走行距離は16キロ。距離は短いけどタフな山道でしたので、25キロぐらいの疲れです。今まで走った東海道の中で、一番気持ちよかったです。次回は金谷~島田宿~焼津になると思います。秋かなあ。
下の地図は今まで走ったもの全てのルート。ほぼ東京~京都間の1/4を制覇したことになります。まだ3/4もあるのかあ。
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