今月印象に残ってるのはやっぱり再読した高山羽根子さんの「うどん キツネつきの」かな。再読後に手放そうと思ってたけど僕に合ってるのか手放せなくなってしまったので。
6月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2521
ナイス数:317
かめくん (徳間デュアル文庫)の感想
北野勇作さん安定の(?)レプリカメ小説。 模造亀(レプリカメ)、機械亀(メカメ)、亀記憶(カメモリー)、亀手紙(カメール)の4章。「この宇宙のすべては、たったふたつの要素に分けることができる。すなわち、甲羅の内と外。」・・・哲学的(笑)
読了日:06月04日 著者:北野 勇作
すべての美人は名探偵である (光文社文庫)の感想
「邪馬台国はどこですか?」などで早乙女静香を知って「邪馬台国殺人紀行」などで彼女に加えて桜川東子、翁めぐみを知り、そして逆行して(?)本書を知りました。解説に書かれてるように複数の美女に目移りして僕も「風大左エ門状態」(笑) 古文書や童歌などの歴史ミステリーにアリバイ崩し(←ちょっと強引に感じたけど)にミスコンだの宗教だの盛沢山。 鯨さんの歴史ミステリーええわ~・・・というより早乙女静香ええわ~、でしょうかね(^^;)
読了日:06月08日 著者:鯨 統一郎
エスケープ・トレインの感想
読んでるうちに近藤史恵さんのシリーズと錯覚するようなこともあったけど、本書のほうがいい人ばかりで安心して読めました。 うまく用語などの解説を入れつつ、主人公の成長やベテランのいい味など人物描写もいいし・・・ただちょっと主人公がうまいこと行き過ぎ感はありましたが。 何となく続編ありそうな感じですから、期待したいです。
読了日:06月10日 著者:熊谷 達也
浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話 (カッパノベルス)の感想
桜川東子さんが日本酒バー〈森へ抜ける道〉で事件を昔話(浦島太郎/桃太郎/カチカチ山/さるかに合戦/一寸法師/舌切り雀/こぶとり爺さん/花咲爺)に例えて解決する連作短編。 バーのマスターも含めたヤクドシトリオのおっさん3人の懐かし話が僕にはツボ(たぶん同じ年代か?)。 同じバーで同じメンバーでの本書の前の『九つの殺人メルヘン』も読んでみたい。 でもマスターが〈スリーバレー〉のバーテンだったというのには気づきませんでした。機会があったら「邪馬台国はどこですか?」からのシリーズも再読してみようかな。
読了日:06月12日 著者:鯨 統一郎
うどん キツネつきの (創元SF文庫)の感想
再読。 再読したら寄贈して手放そうかと思っていたけど、読むほどに手放せなくなってしまった。 SFのエッセンスは入っているけど全くSFらしくない・・・でも、そのエッセンスで不思議な話になるし、よくわからないまま話が終わるけど、それもありかな。 またいつか読むだろうから大事に手元に残します。
読了日:06月16日 著者:高山 羽根子
九つの殺人メルヘン (カッパ・ノベルス)の感想
他のシリーズでも出てくる桜川東子さんの初出(?) アリバイ崩しはわかるけど、僕にはかなり強引に思えるのもいくつか。 それより日本酒バーという設定で出されるお酒や肴も気になりました。 最後の話には歴史学者の女性も一瞬登場。
読了日:06月20日 著者:鯨 統一郎
浜村渚の計算ノート 9さつめ 恋人たちの必勝法 (講談社文庫)の感想
レピュニット数は知らんかったけど面白かったし、順列・組み合わせは懐かしいし、カジノでの確率なんかも面白い。 でもやっぱり、キューティー・オイラーに惚れてまうやろ〜(笑)
読了日:06月25日 著者:青柳 碧人
憤死 (河出文庫)の感想
「おとな」「トイレの懺悔室」「憤死」「人生ゲーム」 怖い話ということやったけど「人生ゲーム」は自分の年齢的なものもあり、最後はウルウルしながら読んでました。 綿谷さんってこんなのも書くんですね。
読了日:06月28日 著者:綿矢 りさ
広辞苑をつくるひとの感想
図書館で見かけて借りたら何と非売品・・・何となくラッキー。 広辞苑第七版のための、語釈や用例、書体、イラスト、函、製本の現場や人(職人や猛者など)を取材し、しをんさんが楽しく紹介してくれてます。 広辞苑に限らず、本を作るためのいろんな技術などが少しは勉強できたかも。
読了日:06月30日 著者:三浦しをん
読書メーター
6月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2521
ナイス数:317
かめくん (徳間デュアル文庫)の感想
北野勇作さん安定の(?)レプリカメ小説。 模造亀(レプリカメ)、機械亀(メカメ)、亀記憶(カメモリー)、亀手紙(カメール)の4章。「この宇宙のすべては、たったふたつの要素に分けることができる。すなわち、甲羅の内と外。」・・・哲学的(笑)
読了日:06月04日 著者:北野 勇作
すべての美人は名探偵である (光文社文庫)の感想
「邪馬台国はどこですか?」などで早乙女静香を知って「邪馬台国殺人紀行」などで彼女に加えて桜川東子、翁めぐみを知り、そして逆行して(?)本書を知りました。解説に書かれてるように複数の美女に目移りして僕も「風大左エ門状態」(笑) 古文書や童歌などの歴史ミステリーにアリバイ崩し(←ちょっと強引に感じたけど)にミスコンだの宗教だの盛沢山。 鯨さんの歴史ミステリーええわ~・・・というより早乙女静香ええわ~、でしょうかね(^^;)
読了日:06月08日 著者:鯨 統一郎
エスケープ・トレインの感想
読んでるうちに近藤史恵さんのシリーズと錯覚するようなこともあったけど、本書のほうがいい人ばかりで安心して読めました。 うまく用語などの解説を入れつつ、主人公の成長やベテランのいい味など人物描写もいいし・・・ただちょっと主人公がうまいこと行き過ぎ感はありましたが。 何となく続編ありそうな感じですから、期待したいです。
読了日:06月10日 著者:熊谷 達也
浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話 (カッパノベルス)の感想
桜川東子さんが日本酒バー〈森へ抜ける道〉で事件を昔話(浦島太郎/桃太郎/カチカチ山/さるかに合戦/一寸法師/舌切り雀/こぶとり爺さん/花咲爺)に例えて解決する連作短編。 バーのマスターも含めたヤクドシトリオのおっさん3人の懐かし話が僕にはツボ(たぶん同じ年代か?)。 同じバーで同じメンバーでの本書の前の『九つの殺人メルヘン』も読んでみたい。 でもマスターが〈スリーバレー〉のバーテンだったというのには気づきませんでした。機会があったら「邪馬台国はどこですか?」からのシリーズも再読してみようかな。
読了日:06月12日 著者:鯨 統一郎
うどん キツネつきの (創元SF文庫)の感想
再読。 再読したら寄贈して手放そうかと思っていたけど、読むほどに手放せなくなってしまった。 SFのエッセンスは入っているけど全くSFらしくない・・・でも、そのエッセンスで不思議な話になるし、よくわからないまま話が終わるけど、それもありかな。 またいつか読むだろうから大事に手元に残します。
読了日:06月16日 著者:高山 羽根子
九つの殺人メルヘン (カッパ・ノベルス)の感想
他のシリーズでも出てくる桜川東子さんの初出(?) アリバイ崩しはわかるけど、僕にはかなり強引に思えるのもいくつか。 それより日本酒バーという設定で出されるお酒や肴も気になりました。 最後の話には歴史学者の女性も一瞬登場。
読了日:06月20日 著者:鯨 統一郎
浜村渚の計算ノート 9さつめ 恋人たちの必勝法 (講談社文庫)の感想
レピュニット数は知らんかったけど面白かったし、順列・組み合わせは懐かしいし、カジノでの確率なんかも面白い。 でもやっぱり、キューティー・オイラーに惚れてまうやろ〜(笑)
読了日:06月25日 著者:青柳 碧人
憤死 (河出文庫)の感想
「おとな」「トイレの懺悔室」「憤死」「人生ゲーム」 怖い話ということやったけど「人生ゲーム」は自分の年齢的なものもあり、最後はウルウルしながら読んでました。 綿谷さんってこんなのも書くんですね。
読了日:06月28日 著者:綿矢 りさ
広辞苑をつくるひとの感想
図書館で見かけて借りたら何と非売品・・・何となくラッキー。 広辞苑第七版のための、語釈や用例、書体、イラスト、函、製本の現場や人(職人や猛者など)を取材し、しをんさんが楽しく紹介してくれてます。 広辞苑に限らず、本を作るためのいろんな技術などが少しは勉強できたかも。
読了日:06月30日 著者:三浦しをん
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