最近、絲山秋子さんの小説にはまってます
8月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1691
ナイス数:372
マイクロスパイ・アンサンブルの感想
サイコパスや悪い奴らが出てこない、会社員のいる世界とスパイのいる異世界が交差する僕の好きな伊坂さん作品。 音楽とアートのイベント「オハラ☆ブレイク」で配布された小冊子に掲載された7年分をまとめたもの。 猪苗代湖は高校の時に行ったと思うけど全く忘れてる・・・でも磐梯山は昨年電車から眺めました。景色が頭で再現されたらもっと面白かったかも。
読了日:08月02日 著者:伊坂 幸太郎
ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~ (メディアワークス文庫)の感想
古書店の跡取りが遺した千冊の蔵書に関する父親と元妻との争い。 栞子さんの出番は少ないけど扉子ちゃんが前半は活躍。しか~し、やっぱりラスボス智恵子が全部持っていっちゃいます。 まだシリーズは続くようで、智恵子さんの遠大な計画(←僕にははっきりわからん)や栞子さんが母親である智恵子さんと今後どう対峙するのか。早く続き出して~!
読了日:08月06日 著者:三上 延
逃亡くそたわけ (講談社文庫)の感想
博多の精神病院に入れられてる躁状態の地元出身の花ちゃんが、たまたま居合わせた名古屋出身の名古屋嫌いの なごやん と共に病院から逃亡。なごやんの車ルーチェで九州を縦断。 結局、追手はなーんにも描かれない逃亡劇。ほぼこの2人だけで話は進む。題名の「くそたわけ」は?と気になりつつ読了しようかという時、ここで使ったか〜(笑)
読了日:08月10日 著者:絲山 秋子
海の仙人 (新潮文庫)の感想
会社を辞めて敦賀で仙人のように暮らしている河野勝男。孤独に寄り添う役立たずの神様ファンタジー。勝男と運命的に出会う かりん。彼に片思いの元同僚の片桐。いいテンポで読み進めたが大切な人の死の後、僕自身がすぐには続きを読めなくなった(;_;) 意を決して最後の20頁くらいを読んだら目がウルウル。最後の場面、このままいい展開になるといいな、と思いつつ、迫る雷雲に最悪の予感も。150頁あまりの小説で心地いい疲れ。
読了日:08月16日 著者:絲山 秋子
袋小路の男 (講談社文庫)の感想
「袋小路の男」「小田切孝の言い分」は、小田切孝に想いをよせる大谷日向子との心の距離が近付いては離れを繰り返す男女関係を視点を変えて書かれた2編。ただ先に読んだ「海の仙人」の素晴らしさの前ではかすんでしまいました。「アーリオ オーリオ」は天文の話がかなり出てくる僕が読んだ絲山秋子さんの中では異質の話。ここでも主人公と姪の男女(?)の距離が絶妙。でもなんか伊与原新さんの小説を読んでるみたい。この「アーリオ オーリオ」がないと僕の読後感はあまり良くなかったと思います(^^;)
読了日:08月17日 著者:絲山 秋子
リアスの子の感想
仙河海市(モデルは気仙沼?)のシリーズの最初になるのかな? この後の本でもちょくちょく出てくる早坂希が仙河海中に転校してからのお話。20年前の1990年くらいを思い出しての担任の先生の回想のなので最後に現在の話になると辛いな、と思ってたけど一貫して20年前でした(^^) このシリーズ、これから読み進めて登場人物の絡みも楽しめたらいいな、と思いつつ、人物を覚えるのが苦手でいつも「どこかで聞いた(読んだ)名前やなぁ」で終わります(^^;)
読了日:08月23日 著者:熊谷 達也
エスケイプ/アブセントの感想
仙台の実家から逃げてセクト活動を続けそしてそこからも逃げて京都に行った男の話「エスケイプ」。 その双子の弟で同じく仙台から京都、福岡へと逃げた「アブセント」。 「自由を勝ち取ろうなんて言うのをやめた瞬間自由になっちまったんだもの」というのが何か印象に残ってる。 けど、この2編、読みやすいけど、何いいたいのか、この後この双子はどうなるのか、さっぱりわかりません。 でも何か絲山秋子さんの作品 読むのやめられません(^^;)
読了日:08月25日 著者:絲山 秋子
ばかもの (新潮文庫)の感想
ヒデと額子との性描写に始まり、額子に公園の木にとんでもない姿で拘束されたままふられたヒデ。そしてアルコール依存症になるまで体も心も病み・・・もうなんでこんな小説読んでるんやと思いながら読ませてしまう絲山秋子さんの凄さかなぁ。 でも後半は入院して断酒して、そして片腕を失った額子と再び人生を歩み出す・・・そうなんだろうなぁ、という終わり方。前半あんなんやったのに後半はええ雰囲気やんか。アルコールじゃなく絲山秋子そんの小説の依存症になりそうです。誰やアルコールもやろ、って言うのは(^^;)
読了日:08月29日 著者:絲山 秋子
読書メーター
8月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1691
ナイス数:372
マイクロスパイ・アンサンブルの感想
サイコパスや悪い奴らが出てこない、会社員のいる世界とスパイのいる異世界が交差する僕の好きな伊坂さん作品。 音楽とアートのイベント「オハラ☆ブレイク」で配布された小冊子に掲載された7年分をまとめたもの。 猪苗代湖は高校の時に行ったと思うけど全く忘れてる・・・でも磐梯山は昨年電車から眺めました。景色が頭で再現されたらもっと面白かったかも。
読了日:08月02日 著者:伊坂 幸太郎
ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~ (メディアワークス文庫)の感想
古書店の跡取りが遺した千冊の蔵書に関する父親と元妻との争い。 栞子さんの出番は少ないけど扉子ちゃんが前半は活躍。しか~し、やっぱりラスボス智恵子が全部持っていっちゃいます。 まだシリーズは続くようで、智恵子さんの遠大な計画(←僕にははっきりわからん)や栞子さんが母親である智恵子さんと今後どう対峙するのか。早く続き出して~!
読了日:08月06日 著者:三上 延
逃亡くそたわけ (講談社文庫)の感想
博多の精神病院に入れられてる躁状態の地元出身の花ちゃんが、たまたま居合わせた名古屋出身の名古屋嫌いの なごやん と共に病院から逃亡。なごやんの車ルーチェで九州を縦断。 結局、追手はなーんにも描かれない逃亡劇。ほぼこの2人だけで話は進む。題名の「くそたわけ」は?と気になりつつ読了しようかという時、ここで使ったか〜(笑)
読了日:08月10日 著者:絲山 秋子
海の仙人 (新潮文庫)の感想
会社を辞めて敦賀で仙人のように暮らしている河野勝男。孤独に寄り添う役立たずの神様ファンタジー。勝男と運命的に出会う かりん。彼に片思いの元同僚の片桐。いいテンポで読み進めたが大切な人の死の後、僕自身がすぐには続きを読めなくなった(;_;) 意を決して最後の20頁くらいを読んだら目がウルウル。最後の場面、このままいい展開になるといいな、と思いつつ、迫る雷雲に最悪の予感も。150頁あまりの小説で心地いい疲れ。
読了日:08月16日 著者:絲山 秋子
袋小路の男 (講談社文庫)の感想
「袋小路の男」「小田切孝の言い分」は、小田切孝に想いをよせる大谷日向子との心の距離が近付いては離れを繰り返す男女関係を視点を変えて書かれた2編。ただ先に読んだ「海の仙人」の素晴らしさの前ではかすんでしまいました。「アーリオ オーリオ」は天文の話がかなり出てくる僕が読んだ絲山秋子さんの中では異質の話。ここでも主人公と姪の男女(?)の距離が絶妙。でもなんか伊与原新さんの小説を読んでるみたい。この「アーリオ オーリオ」がないと僕の読後感はあまり良くなかったと思います(^^;)
読了日:08月17日 著者:絲山 秋子
リアスの子の感想
仙河海市(モデルは気仙沼?)のシリーズの最初になるのかな? この後の本でもちょくちょく出てくる早坂希が仙河海中に転校してからのお話。20年前の1990年くらいを思い出しての担任の先生の回想のなので最後に現在の話になると辛いな、と思ってたけど一貫して20年前でした(^^) このシリーズ、これから読み進めて登場人物の絡みも楽しめたらいいな、と思いつつ、人物を覚えるのが苦手でいつも「どこかで聞いた(読んだ)名前やなぁ」で終わります(^^;)
読了日:08月23日 著者:熊谷 達也
エスケイプ/アブセントの感想
仙台の実家から逃げてセクト活動を続けそしてそこからも逃げて京都に行った男の話「エスケイプ」。 その双子の弟で同じく仙台から京都、福岡へと逃げた「アブセント」。 「自由を勝ち取ろうなんて言うのをやめた瞬間自由になっちまったんだもの」というのが何か印象に残ってる。 けど、この2編、読みやすいけど、何いいたいのか、この後この双子はどうなるのか、さっぱりわかりません。 でも何か絲山秋子さんの作品 読むのやめられません(^^;)
読了日:08月25日 著者:絲山 秋子
ばかもの (新潮文庫)の感想
ヒデと額子との性描写に始まり、額子に公園の木にとんでもない姿で拘束されたままふられたヒデ。そしてアルコール依存症になるまで体も心も病み・・・もうなんでこんな小説読んでるんやと思いながら読ませてしまう絲山秋子さんの凄さかなぁ。 でも後半は入院して断酒して、そして片腕を失った額子と再び人生を歩み出す・・・そうなんだろうなぁ、という終わり方。前半あんなんやったのに後半はええ雰囲気やんか。アルコールじゃなく絲山秋子そんの小説の依存症になりそうです。誰やアルコールもやろ、って言うのは(^^;)
読了日:08月29日 著者:絲山 秋子
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