アミの会の「おいしい旅」2冊。旅行に行きたい、美味しいもの食べたい。アミの会のアンソロジーは安定のおもしろさでした(^^)
9月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2121
ナイス数:288
妻の超然 (新潮文庫)の感想
「妻の超然」「下戸の超然」「文学の超然」の3編。「妻〜」「下戸〜」は何となく楽しく読めたが「文学〜」は「あなた」という二人称で自分自身を見てるような書き方。何となく絲山さん自身なのかな?と思ってたら最終章「文学の終焉」で僕はついていけなくなってしまった。ちょっと(かなり?)違うけど、SFのアーサー・C・クラーク「幼年期の終わり」の最後ってこんな感じじゃなかったかなぁ。 ついていけない部分もあるけど、絲山秋子さんの作品、今後もついて行きます(^^;)
読了日:09月04日 著者:絲山 秋子
マリアさまの感想
久しぶりに いしいしんじさんの本を読みました。短編、掌編・・・1つ1つは短いけど いしいしんじさんらしい独特な世界のてんこ盛り。電車の中や昼休みにちょこちょこ読むのにちょうどよかった。
読了日:09月08日 著者:いしい しんじ
おいしい旅 初めて編 (角川文庫)の感想
下田、台湾、オランダ、糸島、函館、サハリン、松山。やはり近藤史恵さん「遠くの縁側」は安定の面白さ・・・つい買い物に行ったらコロッケを買ってしまいました(^^;) 松村比呂美さん「糸島の塩」も良かったなぁ。どのお話も楽しめました。また旅行に行きたくなります。でも結局同じメンバーで会って、移動ルートも同じようなパターンの旅ばっかりですが(^^;) 続いて「想い出編」も読みます(^^)
読了日:09月11日 著者:近藤 史恵,坂木 司,篠田 真由美,図子 慧,永嶋 恵美,松尾 由美,松村 比呂美
おいしい旅 想い出編 (角川文庫)の感想
京都、神戸、赤羽、潮ノ道(尾道?)、白馬、ミュンヘン、横浜。FM潮ノ道の主人公と局長さんの会話が好きやったのに光原百合さんが亡くなって読めなくなるのが寂しい。新津きよみさんの白馬の「ゲストハウス」、誰が娘さんか何となくわかったけど予想外の娘さんだったのにはビックリ。大崎梢さん「横浜アラモード」は最後に少しうるうるさせてもらいました。 アミの会の次作をまた待ちます!
読了日:09月16日 著者:秋川 滝美,大崎 梢,柴田 よしき,新津 きよみ,福田 和代,光原 百合,矢崎 存美
金閣寺は燃えているか?: 文豪たちの怪しい宴 (創元推理文庫 M く 3-6)の感想
川端康成「雪国」、田山花袋「布団」、梶井基次郎「檸檬」、三島由紀夫「金閣寺」・・・バー・スリーバレーで行われる大学教授の曽根原、バーテンダーのミサキ、客の宮田による文学談義。どれも僕は未読なんですが定説を覆す宮田の意見に毎度のように納得させられる(^^;) 3人のトリオ漫才みたいな(?)ぽんぽんと続く会話が楽しい。 最後の話の冒頭、バーから出ていく美女って、もしかして早乙女静香かな? 僕個人的には文学談義よりバー・スリーバレーでは歴史談義のほうが好きです。
読了日:09月18日 著者:鯨 統一郎
ダーティ・ワーク (集英社文庫)の感想
ローリング・ストーンズはあまり聴いてないので書名や各短編に付けられた曲名・・・しかも英語も苦手だから意味もわからん・・・から話を想像することもできない。途中までは独立した短編だと思っていたら、後半から全てが連作短編になっていると気付く。 登場人物はあまり褒められたようなことをしてるんじゃないけど、各短編の最後にはニコリやニヤリとか僕は笑顔になりました。 ほんと、絲山秋子さん上手い!
読了日:09月19日 著者:絲山 秋子
調律師の感想
生ピアノの音階で匂い(臭い)を感じるという元天才ピアニストの調律師。もともとこれは亡くなった妻が持っていた感覚。あとがきで書かれてたけど執筆中に東日本大震災があったこともあり、最後の2話で話が急展開・・・作者が事情を説明されてましたが、僕にはあまりにも話が変わりすぎて、都合よく(?)持っている感覚が消滅して何か違和感。 無理なんでしょうが、震災が起きなかった当初の話を読んでみたい。
読了日:09月23日 著者:熊谷 達也
ナゾトキ・ジパングの感想
こんなにしょっちゅう身近で殺人事件が起きたらたまらんやろなぁ。 酒ばっかり飲んでる男子寮長の大学生の秀次、幼馴染の理沙、秀次と同室の留学生ケビン(ほぼ1人で事件を解決)、ロサンゼルス帰りの田中撫子刑事(ケビンの手柄をいつも自分のものに)など、強烈キャラだらけ。殺人事件の陰鬱さ皆無(笑) これ、シリーズ化して欲しい。田中撫子刑事をもっと見たい(読みたい)。
読了日:09月29日 著者:青柳 碧人
読書メーター
9月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2121
ナイス数:288
妻の超然 (新潮文庫)の感想
「妻の超然」「下戸の超然」「文学の超然」の3編。「妻〜」「下戸〜」は何となく楽しく読めたが「文学〜」は「あなた」という二人称で自分自身を見てるような書き方。何となく絲山さん自身なのかな?と思ってたら最終章「文学の終焉」で僕はついていけなくなってしまった。ちょっと(かなり?)違うけど、SFのアーサー・C・クラーク「幼年期の終わり」の最後ってこんな感じじゃなかったかなぁ。 ついていけない部分もあるけど、絲山秋子さんの作品、今後もついて行きます(^^;)
読了日:09月04日 著者:絲山 秋子
マリアさまの感想
久しぶりに いしいしんじさんの本を読みました。短編、掌編・・・1つ1つは短いけど いしいしんじさんらしい独特な世界のてんこ盛り。電車の中や昼休みにちょこちょこ読むのにちょうどよかった。
読了日:09月08日 著者:いしい しんじ
おいしい旅 初めて編 (角川文庫)の感想
下田、台湾、オランダ、糸島、函館、サハリン、松山。やはり近藤史恵さん「遠くの縁側」は安定の面白さ・・・つい買い物に行ったらコロッケを買ってしまいました(^^;) 松村比呂美さん「糸島の塩」も良かったなぁ。どのお話も楽しめました。また旅行に行きたくなります。でも結局同じメンバーで会って、移動ルートも同じようなパターンの旅ばっかりですが(^^;) 続いて「想い出編」も読みます(^^)
読了日:09月11日 著者:近藤 史恵,坂木 司,篠田 真由美,図子 慧,永嶋 恵美,松尾 由美,松村 比呂美
おいしい旅 想い出編 (角川文庫)の感想
京都、神戸、赤羽、潮ノ道(尾道?)、白馬、ミュンヘン、横浜。FM潮ノ道の主人公と局長さんの会話が好きやったのに光原百合さんが亡くなって読めなくなるのが寂しい。新津きよみさんの白馬の「ゲストハウス」、誰が娘さんか何となくわかったけど予想外の娘さんだったのにはビックリ。大崎梢さん「横浜アラモード」は最後に少しうるうるさせてもらいました。 アミの会の次作をまた待ちます!
読了日:09月16日 著者:秋川 滝美,大崎 梢,柴田 よしき,新津 きよみ,福田 和代,光原 百合,矢崎 存美
金閣寺は燃えているか?: 文豪たちの怪しい宴 (創元推理文庫 M く 3-6)の感想
川端康成「雪国」、田山花袋「布団」、梶井基次郎「檸檬」、三島由紀夫「金閣寺」・・・バー・スリーバレーで行われる大学教授の曽根原、バーテンダーのミサキ、客の宮田による文学談義。どれも僕は未読なんですが定説を覆す宮田の意見に毎度のように納得させられる(^^;) 3人のトリオ漫才みたいな(?)ぽんぽんと続く会話が楽しい。 最後の話の冒頭、バーから出ていく美女って、もしかして早乙女静香かな? 僕個人的には文学談義よりバー・スリーバレーでは歴史談義のほうが好きです。
読了日:09月18日 著者:鯨 統一郎
ダーティ・ワーク (集英社文庫)の感想
ローリング・ストーンズはあまり聴いてないので書名や各短編に付けられた曲名・・・しかも英語も苦手だから意味もわからん・・・から話を想像することもできない。途中までは独立した短編だと思っていたら、後半から全てが連作短編になっていると気付く。 登場人物はあまり褒められたようなことをしてるんじゃないけど、各短編の最後にはニコリやニヤリとか僕は笑顔になりました。 ほんと、絲山秋子さん上手い!
読了日:09月19日 著者:絲山 秋子
調律師の感想
生ピアノの音階で匂い(臭い)を感じるという元天才ピアニストの調律師。もともとこれは亡くなった妻が持っていた感覚。あとがきで書かれてたけど執筆中に東日本大震災があったこともあり、最後の2話で話が急展開・・・作者が事情を説明されてましたが、僕にはあまりにも話が変わりすぎて、都合よく(?)持っている感覚が消滅して何か違和感。 無理なんでしょうが、震災が起きなかった当初の話を読んでみたい。
読了日:09月23日 著者:熊谷 達也
ナゾトキ・ジパングの感想
こんなにしょっちゅう身近で殺人事件が起きたらたまらんやろなぁ。 酒ばっかり飲んでる男子寮長の大学生の秀次、幼馴染の理沙、秀次と同室の留学生ケビン(ほぼ1人で事件を解決)、ロサンゼルス帰りの田中撫子刑事(ケビンの手柄をいつも自分のものに)など、強烈キャラだらけ。殺人事件の陰鬱さ皆無(笑) これ、シリーズ化して欲しい。田中撫子刑事をもっと見たい(読みたい)。
読了日:09月29日 著者:青柳 碧人
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