ぜんこうさん - BLOG

チャリンコ、タイガース、酒など、好きな時に好きな事を書かせてもろてます
→最近は、サイクリングと読書ばっかり(^^;)

3月の読書メーター

2020-04-01 07:31:53 | 読書メーター
3月は図書館の休館があり、ちょっと精神的に凹みました。
でもそのおかげで本屋に立ち寄ることが増えました(^^)


3月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2715
ナイス数:509

二度寝とは、遠くにありて想うもの (講談社文庫)二度寝とは、遠くにありて想うもの (講談社文庫)感想
ほんま等身大というか同類というか、作家様~とは違う身近にいる姉ちゃん(若いおばちゃん?)という感じやね。 一番好きな言葉(?)は・・・「マカロンはなんであんな小さいのに どうして320円とか するのかな」と相田みつをに一筆書いて欲しかったぐらいだ。・・・全く同感です(^o^)
読了日:03月01日 著者:津村 記久子
新装版 武田三代 (文春文庫)新装版 武田三代 (文春文庫)感想
信虎〜信玄〜勝頼の武田三代の短編7編。どの話もすごく読みやすい。ただ全盛期の信玄の話はほとんど無く、滅亡前後の勝頼のまわりの話が多いのが少し期待外れ。長編(文庫で4巻)の「武田信玄」を頑張って読みなさい、ってことですかね(^_^;)
読了日:03月03日 著者:新田 次郎
流れ星が消えないうちに (新潮文庫)流れ星が消えないうちに (新潮文庫)感想
青春、喪失、再生・・・高校、いや、小学校から始まってる恋、高校での告白、そして死、その友人との恋、二人共忘れられない亡くなった彼。更に父親の家出。父を追ってやってきた妹。重い設定だけど読んでいて温かい気持ちにもなりました。僕は家出した父親と、巧君のガサツな姉がいい味出してて好きでした。
読了日:03月05日 著者:橋本 紡
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)感想
人数多いんでなかなか名前や性格が覚えられず、また前半から明らかに伏線ですよね、というのが多発。「12人の怒れる男」同様、ちょっとした疑問を話し合うことでどんどん死にたい子供の考えにも変化。最後はオセロみたいにパタパタとひっくり返るような感じ。うまく行き過ぎの感はあるけど、最後のサトシとアンリの会話から続編があってもいいし、この子供たちの今後を集めたスピンオフなんかあったら読んでみたいかも。
読了日:03月08日 著者:冲方 丁
文豪たちの怪しい宴 (創元推理文庫)文豪たちの怪しい宴 (創元推理文庫)感想
夏目漱石『こころ』、太宰治『走れメロス』、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』、芥川龍之介『藪の中』・・・未読だったり内容を覚えてなかったり、はたしてこの状態で読んで楽しめるのか?と思ったけど心配要らんかった。今まで同様、バー〈スリーバレー〉で宮田さんが大胆解釈。ずっと歴史やったのに今回は文学。ジャンルが変わったのでバーテンダーも変わるし、議論する客も変わる。前のメンバーのほうが好きやからそこは少し残念。
読了日:03月10日 著者:鯨 統一郎
閉ざされた時間割 (ハルキ文庫)閉ざされた時間割 (ハルキ文庫)感想
ジュブナイルSFが2編。 こういうの中学生くらいまでに読んだらもっと面白いんやろなぁ。 素直に考えることができなくなってるんかなぁ(-_-;) それにしても「閉ざされた時間」の借体生物、「まぼろしのペンフレンド」の無機生命、よくこんなの思いつくなぁと関心しました。
読了日:03月18日 著者:眉村 卓
イニュニック 生命―アラスカの原野を旅する (新潮文庫)イニュニック 生命―アラスカの原野を旅する (新潮文庫)感想
今住んでる市川市出身の星野道夫さん。過去に何冊か写真を観たり、こうして本を読んだりしたけど、いつも観たり読んでるしてる間アラスカの自然の中の世界に連れて行ってくれる。とても僕があのような厳しい自然の中では暮らせないけど、星野さんの感じた自然そして大切な友人たちの世界を少しだけ共有できる。 また写真中心の星野さんの本を観てみたくなりました。 早く図書館開けてくれ~(^^;)
読了日:03月22日 著者:星野 道夫
イルカは笑う (河出文庫)イルカは笑う (河出文庫)感想
図書館が長期休館のため清水の舞台から飛び降りるつもりで買った本(すみません大げさすぎました^^;) 前半は安心のダジャレ満載、こういうのを読みたかった、この暗い世の中で(すみません大げさすぎました^^;) 途中でダジャレが見つからないシリアスなものや、ジャズとホラーが融合したものなどいろんな作品が読めました。 やっぱりダジャレ多めの作品が好きです(^o^)
読了日:03月29日 著者:田中 啓文
サムのこと 猿に会う (小学館文庫)サムのこと 猿に会う (小学館文庫)感想
これも図書館休館のため購入した本。読んだことあるなぁ、と思ったら「サムのこと」は「あおい」に、「猿に会う」はアンソロジー「東と西1」に、唯一の未読の「泣く女」は「旅の終わり、始まりの旅」に収録されてたらしい・・・でも加筆・修正してあるそうな・・・既読でもそこまでわからん(^^;) 最近の西さんは書き手がエネルギーをかなり注入してる感じのが多いんで、こっちはそのエネルギーを受けるのにちょっとしんどいんですが、これらの初期の西さんの小説は安心して読めました。 何か小説自体の感想になってないけど、まぁええか!?
読了日:03月31日 著者:西 加奈子

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