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「はだしのゲン」の衝撃 米少女を漫画家に

2013-08-23 20:49:53 | 日記
東京新聞より転載

「はだしのゲン」の衝撃 米少女を漫画家に
2013年8月23日 13時59分
 漫画「はだしのゲン」を小学生時代に読み、原爆のすさまじさに衝撃を受けた体験を米国の女性漫画家が描いた短編作品が和訳され、インターネット上で紹介されて話題になっている。作者がモデルの主人公は心を揺さぶられ、漫画家を志すきっかけになった。和訳したのは、小中学校にはだしのゲンの閲覧制限を求めた松江市教委の対応に疑問を感じた日本人編集者。二人の「合作」がこの問題に警鐘を鳴らしている。 (上野実輝彦)
 作者はニューヨーク在住のレイナ・テルゲマイヤーさん(36)。作品は二〇〇二年に発表し、自身のホームページで公開している「Beginnings(きっかけ)」。父に勧められ、英訳版のはだしのゲンを読んだ体験を描いた。原爆の脅威に直面し、少女の心の揺れを表現。動揺する娘に母がかけた言葉が人生の道しるべになったことや、漫画の持つ力にひきつけられた心情もにじませている。
 テルゲマイヤーさんは本紙の取材に、小学生でゲンに触れた意義を「幅広い問題意識を持ち、周囲にもっと目を向けられるようになった。ショッキングな表現もあるが、読んで良かった」と強調。松江市教委が暴力的な描写を閲覧制限の理由にしたことに「現代の子どもはゲームなどで、もっと暴力的な表現に触れている。(閲覧制限より)現実の暴力が引き起こす問題を理解させる方が重要だ」と疑問を投げかけた。
 和訳した東京都のフリー編集者の男性(45)は「子どもが本と出会う機会を失わせたのに、重大な行為をしている自覚がない松江市教委が腹立たしい」と思い、ゲンに関する情報を集め始めて作品を見つけた。
 「多くの人の目に留めたい」と、本人に和訳して公開したいと連絡したところ、快諾を得て自身のブログに最近掲載した。
 男性は「原爆の背景を知らない米国の少女が、素直な気持ちでゲンを読んで感じたことを知ってもらえれば」と語る。
 男性のブログのアドレスはhttp://lafs.hatenablog.com/
 ブログ名の一部である「編集といえば出版編集」でキーワード検索しても見つかる。
 <レイナ・テルゲマイヤー> 1977年、米国サンフランシスコ生まれ。9歳ごろから漫画を描き始め、99年にニューヨークの美術専門学校に入学。2000年からインターネット上で短編作品の発表を始める。小学生の時、歯のけがが原因でいじめを受けた経験を描いた「Smile」(10年)が、米国で最も権威ある漫画賞とされる「アイズナー賞」で部門別の最優秀賞を受賞。好きな漫画家の1人に「はだしのゲン」作者の中沢啓治氏を挙げている。
◆漫画のあらすじ
 9歳の時、父に「読むといいよ」と言われ、はだしのゲンを渡された。「日本に原爆が落ちたと聞いても、ピンとこなかった」が、読んでいくうちに感情移入。広島への原爆投下の場面まで進むと、自国の米国による攻撃で多くの人が死んだことに混乱し、泣きながら両親に「何で米国が日本に?」「私もそんな目に遭う?」「二度と起きちゃダメ」とまくしたてた。「もう人生めちゃめちゃ」と嘆く娘に、母は成長を感じたのか、優しく「逆に、あなたの人生が始まったのね」と背中を押した。主人公は母の言葉の意味を理解できなかったが、それからの人生で「いっぱい考えさせられた」と回想している。
(東京新聞)

大川小事故検証で詳細調査 委託料追加を可決 石巻市議会臨時会

2013-08-23 13:49:15 | 日記
石巻 河北より転載       2013.08.23

大川小事故検証で詳細調査 委託料追加を可決 石巻市議会臨時会

 東日本大震災で児童・教職員計84人が死亡・行方不明となった大川小の事故検証で、「大川小事故検証委員会」による事後検証など今後詳細な調査が必要となったことから、2000万円の学校防災検証事業費(委託料)を増額し、検証委事務局を務める民間のコンサルタント会社の社会安全研究所(東京)への委託費3712万6000円を追加した2013年度一般会計補正予算案(累計2609億5232万9000円)が、22日開かれた市議会臨時会で原案通り可決された。

 本会議では、当初2000万円の検証事業費が大幅に不足した点について、検証委の独立性を高めるために関与しなかった市教委の姿勢が問われ、「もっと(経費を)チェックする必要があったのではないか」との指摘があった。

 市教委の佐藤和夫事務局長は市も検証の対象で、検証委には関与せず、国を通して研究所と協議していたことを説明。「国へのチェックを早めにやればと反省している。大変申し訳なかった」と陳謝した。

 大川小の事故検証で今後増える業務についても説明。再発防止に向け関係機関の事後対応を検証の対象とし、遺族からも意見聴取するとした。公正中立な検証とするため、報告書案について事故関係者から意見聴取することなども挙げた。

 黒須光男議員が反対討論を述べ、採決の結果、賛成31、反対2の賛成多数で補正予算案は可決された。

 大川小の事故検証は12年度の繰越事業として実施。検証委(室崎益輝委員長)は3回開催し、7月19日にこれまでの調査に基づく「中間取りまとめ」を市教委に報告した。24日の第4回検証委を含め、今後5回(計8回)開催し、12月に最終報告をまとめる。

 臨時会は、他に石巻市水産物地方卸売市場石巻売場建設事業の工事請負契約の締結、中埣橋耐震補強工事請負契約の締結など3件を原案通り可決し、専決処分1件を承認し閉会した。

全袋検査 二本松トップに始まる 25年産米の放射性物質

2013-08-23 13:21:02 | 日記
福島民報より転載

全袋検査 二本松トップに始まる 25年産米の放射性物質


ベルトコンベヤー式の検査機器で早場米の安全性を確認する関係者
 平成25年産米の放射性物質を調べる全袋検査が22日、二本松市をトップに始まった。市内の農家2軒が収穫した早場米「五百川」を計117袋(3510キロ)検査し、放射性セシウムは全て食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回った。
 市や生産者らでつくる二本松市地域農業再生協議会が、JAみちのく安達杉田駄子内倉庫で検査した。21日に刈り取られた「五百川」を、同市渋川の渡辺年雄さん(56)が79袋、同市式部内の安斎孝行さん(59)が38袋搬入した。
 ベルトコンベヤー式の機器に米袋を通すと、放射性セシウムの基準値以下を示す丸印が表示された。
 渡辺さんと安斎さんは「安全が証明された、おいしいコメを多くの人に味わってほしい」と、笑顔を見せた。
 検査に立ち会った再生協議会長の三保恵一市長は「全量全袋検査を確実に遂行し、消費者の皆さんに安心してもらえるよう努める」と語った。
 二本松市は検査数量を、前年を約2万袋上回る約30万袋と予想している。

(2013/08/23 11:49)

同型2基でも高線量 福島第1原発 汚染水タンク点検

2013-08-23 11:35:41 | 日記
しんぶん赤旗      2013年8月23日(金)
同型2基でも高線量

福島第1原発 汚染水タンク点検

 東京電力は22日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の敷地内にある、高濃度放射能汚染水を貯蔵しているタンクから大量の汚染水が漏えいした問題で、同型のタンクを点検中、別のエリアにある2基のタンクで、それぞれの地面との接合部で高い放射線量が測定されたと発表しました。検出された放射線量は毎時100ミリシーベルトと同70ミリシーベルトで、東電は汚染水漏れの可能性を否定していません。

 東電によると、高線量が確認された場所は漏えいや水たまりは発見されず、乾燥していたといいます。また、タンクの水位は汚染水を受け入れた時から変化していないと説明しています。

 2基は、漏えいがあったタンクから北西に約100メートル離れたタンク群にあります。

社会保障改悪計画 安心壊すプログラム案 撤回を

2013-08-23 11:29:15 | 日記
しんぶん赤旗                     2013年8月23日(金)
主張
社会保障改悪計画
安心壊すプログラム案 撤回を
 自民・公明連立の安倍晋三政権が、社会保障改悪のスケジュールを詰め込んだプログラム法案骨子を閣議決定しました。社会保障制度改革国民会議の最終報告書が盛り込んだ消費税大増税と一体で行う社会保障の負担増・給付削減を確実に実行する狙いです。
 安倍政権は骨子をもとに法案をつくり、10月の臨時国会冒頭に提出する構えです。国民に犠牲を強いる制度改悪の段取りや日程をあらかじめ法律にするやり方は異常です。国民の安心を支える社会保障を破壊するプログラム法案づくりは中止すべきです。
目白押しの負担増
 閣議決定された骨子では、国民に負担増と給付削減をもたらすスケジュールが目白押しです。
 まず始まるのは70~74歳の医療費窓口負担の1割から2割への引き上げです。消費税率が8%にアップする来年4月から、70歳の誕生日を迎えた人たちが次々と2割負担となります。まさにダブルパンチです。70歳以上でも一定の所得がある人はすでに3割負担となっており、今回の2割負担は所得の少ない高齢者を直撃します。「負担能力に応じての負担」(最終報告書)の建前にも逆行します。
 「要支援1・2」の人たちを保険給付の対象から外し、特別養護老人ホーム入居を「要介護3」以上に限るなどの介護保険大改悪は来年初めの通常国会に法案を提出し、再来年(2015年)に実行する段取りを描きます。この年の10月には消費税増税第2弾の10%への引き上げも行われます。この間、年金支給額も連続して減らされています。中長期にわたって国民に二重三重の痛みを押し付けるスケジュールです。
 骨子が「個々人の自己努力」を強調しているのは、社会保障にたいして責任を果たさない国の姿勢を浮き彫りにしたものです。安倍政権の経済政策「アベノミクス」の推進によって大企業の成長が優先され、その一方で庶民の暮らしがますます深刻になり、雇用破壊がすすむのと並行して、公的な社会保障制度が壊されれば、国民の暮らしはとても立ち行きません。
 医療・介護・子育てなどそれぞれ独立している社会保障制度の改悪スケジュールをひとまとめにして、その段取りを事前に決めてしまう法律を押し通そうとするやり方自体、きわめて乱暴なものです。
 社会保障制度の連続改悪で「医療崩壊」「介護難民」などの事態をもたらした小泉純一郎自公政権時代でさえ、医療、介護、年金などの改悪法をまとめて押し通すプログラム法はつくっていません。今回のプログラム法案づくりは、消費税増税と社会保障大改悪をなんとしても強行したい安倍政権の執念を示すものです。同時に、負担増ばかりが突出する改悪日程を先行させるやり方は、与党内からも批判や疑問がくすぶります。安倍政権の道理なき暴走は大きな矛盾を抱えていることは明らかです。
いまこそ国民共同を
 安倍政権は秋の国会にプログラム法案だけでなく、一度廃案になった生活保護法改悪案なども提出する姿勢です。消費税増税は社会保障充実のためという口実は完全に崩れ去っています。安倍政権の暴走を阻み、憲法が掲げる生存権保障にもとづく社会保障の再生・拡充へ転換する国民の共同したたたかいが重要です。

あきらめず声をあげよう

老いも若きも安心して暮らせる世の中を 最低年金月七万円 戦争する国つくりダメダメ 投票に行かなければ何も変わらない