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2人だけでパトロール 第一原発汚染水漏えい時

2013-08-28 23:03:58 | 日記
福島民報より転載
2人だけでパトロール 第一原発汚染水漏えい時
 東京電力福島第一原発の地上タンクから汚染水が漏えいした問題で、東電は漏えい時、構内に約900ある地上タンクを社員2人でパトロールしていたことが、27日の特定原子力施設監視・評価検討会の汚染水対策検討作業部会で明らかになった。原子力規制委員会は東電の対応の甘さを批判。東電はパトロール人員の強化など改善策を示した。
 東電によると、パトロールは社員9人からなる運転管理チームのうち、2人が毎日2回、担当。1回のパトロールは2、3時間で、1人で約450の地上タンクを確認していた。原子力規制委員会の更田豊志委員は席上、「走って回ったような感じがしないでもない」と不快感を示した。
 東電は防止策として、漏えいを確認する人員を約60人に増強し、パトロールを1日4回行う。地上タンク内の水面の高さを確認するため、温度差で水面が分かるサーモカメラを導入する。汚染水の流出原因として批判された、常時開放のタンク下のせきの排水弁について閉じた状態で運用する方針を示した。
 原子力規制委員会は増え続ける汚染水に対応するため、汚染水から約60種の放射性物質を取り除くことができる「多核種除去設備(ALPS)」の増設を東電に求めた。ALPSは現在、構内に3系統設置されているが、タンクの腐食により2系統が停止、残り1系統は試運転準備中となっている。

( 2013/08/28 08:41 カテゴリー:主要 )

自公、高校無償化の流れに逆行 所得制限、910万円で合意

2013-08-28 10:53:00 | 日記
               しんぶん赤旗        2013年8月28日(水)
自公、高校無償化の流れに逆行

所得制限、910万円で合意

 自民、公明両党は27日、高校授業料の無償化制度への所得制限導入について、基準額を年収910万円とすることで合意しました。2014年度からの実施に向け、秋の臨時国会で関連法の改定を目指すことも改めて確認しました。文部科学省の試算によると、所得制限の対象となるのは高校生のいる世帯の約22%、生徒数で79万人程度の見通しです。

 両党の政調会長が同日、国会内で会談し確認書を交わしました。所得制限の導入に伴って生み出される財源は約490億円で、両党は(1)低所得層に対し、返済が不要な給付型奨学金の創設(2)公立より授業料が高い私立への支援金加算(3)在外日本人学校への対象拡大―などに充てることで一致しました。

 一方、所得制限の実施時期をめぐっては、全国知事会が22日、授業料の徴収システム整備が間に合わないことなどを理由に、14年度開始は困難と下村博文文部科学相に申し入れました。

 これについて、文科相は27日の閣議後記者会見で、「自治体に担当者を派遣し、必要な支援を検討する」と表明し、具体的な制度設計は「9月中に示したい」と述べました。

 国際的にも公立高校の授業料無償は当たり前になっています。日本政府は昨年9月に国際人権規約の高校・大学の無償化条項の留保を撤回しています。所得制限の導入はこれに逆行するものです。

汚染水 非常事態

2013-08-28 10:38:21 | 日記
           しんぶん赤旗     2013年8月28日(水)
汚染水 非常事態

空から見た福島第1原発

 高濃度の放射能汚染水が海に流出し続けている東京電力福島第1原発。非常事態に陥っている福島第1原発を、「しんぶん赤旗」は27日、チャーター機で上空から取材しました。
 (記事 三浦誠、写真 縣章彦)


(写真)東電福島第1原子力発電所の汚染水貯蔵タンク群=27日(本紙チャーター機から撮影)
 灰色と空色の汚染水貯蔵タンクが、まるで蜂の巣のように原発敷地内をうめています。約300トンもの汚染水流出事故を起こしたのは灰色の円筒型組み立て型タンク。事故があったタンク近くの排水路が、外洋につながっている様子が確認できます。海側から1~4号機の原子炉建屋を見ると、津波で流された車両やつぶれた設備がいまだ残っていて雑然としています。

 敷地の山側から1~4号機周辺に地下水が1日1000トン流れ込み、うち原子炉建屋地下に400トンが流入。高濃度の放射能汚染水になって日々増え続けています。

 東電は海に近い地中を薬剤で固める遮水策をすすめていますが、部分的にしかカバーできていません。地下水が遮水壁を迂回(うかい)して海洋流出する事態も懸念されています。

 タンクにたまっているのは、汚染水から放射性セシウムなどを取り除いた後に残る高濃度のストロンチウム90などを含む廃液。容量約1000トンのタンクも2日半で満杯になります。すでにタンクは大小約1000基です。

 タンクに保管された汚染水は約30万トン。放射性セシウムなどを取り除いていない汚染水も1~4号機の原子炉建屋地下や配管トンネル(トレンチ)などに10万トン以上あります。

 護岸付近では、海に流出する汚染地下水を減らすため、地下水のくみ上げを始めており、これもタンクに保管する計画です。

 大量の汚染水が漏れたタンクは、何枚もの鋼鉄の板をボルトで連結するタイプで、過去に4回の漏えい事故がありました。

 敷地を埋め尽くすタンク群、増え続ける汚染水…。これを止める見通しが立っていません。放射能汚染が拡大し、より大きな危機が迫るまさに「非常事態」です。

タンク汚染 反対側も

 東京電力福島第1原発のタンクから高濃度汚染水が約300トン漏れた問題で、東電は26日、漏出があったH4区画を調べた結果、最初に水たまりが見つかった地点とは反対の南側で、毎時16ミリシーベルトの高い放射線量を測定したと発表しました。

 東電によると、社員3人が同日、H4区画を囲む漏出防止用のせきに設けられた排水用の開閉弁24カ所の空間放射線量を測定。漏れたタンクから約30メートル南側にある弁の近くで、高い放射線量が確認されました。水たまりはできていませんでしたが、開いたままの弁から汚染水が漏れた可能性があります。

 東電は「汚染が拡大している可能性が高い」とみて、周辺の土壌を回収する予定ですが、時期や範囲などは決まっていません。

 最初に汚染水の水たまりが見つかったタンク北東の地面では、同100ミリシーベルト超が測定されています。


あきらめず声をあげよう

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