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詠う鯨 - Whale that sings -
くじらGOODS 60
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とにかく丸いクジラ 大と小(中かな?)
手にはウニを持っている。
購入時期は小さい方が先で、大きい方は後から発見、購入した。
小さい方の色がさめちゃって、眉毛が切れているのはそーいう理由である。
現在、長女の部屋に生息中。
カメラ
Yahooニュース(毎日新聞)に、カメラ業界が大きく揺れている、という記事があった。
今月、コニカミノルタのカメラ事業からの完全撤退、ニコンのフィルムカメラ部門の縮小が発表された。
キャノンのフィルムカメラ部門は現状維持だそうだが、やはり寂しいものがある。
私も「趣味」は一応「カメラ」と書いている。・・・下手なんですけどね。
原点、つーか、写真って面白い!と思ったのは、小学校の時だ。
学研の科学(何年生かは忘れた。多分5,6年)の付録で、ピンホールカメラが付いてきた。
印画紙や現像液もある、写真セット。
ピンホールカメラなので、反転画像を印画紙に焼いて、現像液で定着させるだけだったのだが、写真ができたときはもの凄く感動した。
結局、10数枚の印画紙のうち、成功したのは1枚か2枚だったと思う。それでもとても楽しかった。
中学生になり、修学旅行へ行くからという理由で、貯めた小遣い+親からの補助で、コンパクトカメラを買った。
初めての自分のカメラだったので、色々なものをあまり考えず撮りまくった、が、その後、プリントしなければ見る事ができないのに気づく。
中学生の小遣いでは、フィルム1本現像するのもなかなか大変である。それからはやたら慎重に撮るようになった。
高校、大学とそのカメラを使っていた。この頃は何となく写真雑誌なども見ていた。
大学は自転車のサークル(競技系ではなく、旅行系)に入っており、風景や一緒に行った仲間、旅行先で出会った人などを撮っていたが、プリントしてみると、どうも印象が違うように思えた。現場のカンドーが無いような・・・
もしかしてカメラか? と思い、思い切ってキャノンのT80を買った。
ちなみにT80はバカチョン一眼レフで、T90も発表されていた事もあってもの凄く安かった。
当時の一眼レフといえば、ミノルタのアルファシリーズだった。が、ビンボー学生の私には買えなかった。
しかし、それでも一眼レフ、画質は段違いであった。従来のFDレンズも使えるので、中古カメラ屋で何本か買ったりもした。f値の違いで表現が全然異なる事を実感したものだ。
大したスペックではなかったが、写真の楽しさを教えてもらった記念のカメラだった。
卒業し、働きはじめ、自由になるオカネがそこそこできてきたので、EOSを買った。
露出、絞り、シャッタースピード、ISOなど自由にいじれることが、えらく写真の幅を広げると解った。
長女が産まれるまでは奥さんとの思い出を撮りまくり、長女が産まれてからは、家族の思い出を撮りまくった。
EOSは今でもすぐ使える状態なのだが、最近(つーか、ここ数年)ほとんど出番がない。
と言うのも、キャノンのS50を買ってしまったからだ。こいつはレンズは心許ないが、EOSで培ったテクニックが使える。
やはりデジカメは、現像、プリントを気にしなくていいのが大きいか。
とりあえず撮っておいて、後でプリント、補正、修正、合成などが気軽にできるのも大きい。
L版程度なら、フィルムカメラと画質は変わらなくなっているし。
・・・まあ、こーいうのが増えちゃったので、冒頭の事態となっているのだろうが。
でも、私はフィルムの一眼レフが好きである。シャッター切るときのミラーが上がって後幕が走る音と感触、現像したネガを明かりにかざし露出度合いなどをチェックする事、デジカメにはないワクワク感がある。
フィルムカメラの画質をデジカメの画素数に換算すると、1千万画素以上だと言われている。
デジカメはもうそこまで来ているが、フィルムカメラ写真の「データではない質感」を超えられるかは疑問だ。