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詠う鯨 - Whale that sings -
FからDへ
2012-04-12 / 徒然
EOS Kiss X5(以下X5)を、フィルム時代のかつての愛機、第一世代EOSの普及機、電子カメラの完成形、名機EOS630(以下630)と比較してみる。
フロントビューでは、X5の方が口径の大きいレンズを装着しているように見える。
どちらもEFマウントなので、経は同じ = ボディは630が一回り以上大きい。
ペンタプリズムも630はよく分かる。
トップビュー 右手グリップ部は630が液晶モニタを装備している分長い。
撮影モードは、X5のダイヤル式がアクセスしやすい。
D60は630と同じ様に液晶モニタを備え、X5と同じ様にモードダイヤルを備えている。
右肩の液晶モニタについては、バックパネルに大型モニタを備えれば必要はないと思う。
シャッター部にはどちらも電子ダイアルを備える。これは使い勝手が非常によい。
バックビュー ボタンの数の差がフィルムカメラとデジタルカメラの違いか。
630はボディの左下がカットされている。これは左手でレンズをホールドするため。
これにより左手が理想的なポジションとなる。
X5はこの造形はないが、そもそもボディが小さいので不都合はない。
右サイドビュー 630が35mmフィルム用、X5がAPSフィルムサイズ用だと言うことが高さの差となっている。
グリップの長さはほぼ同じ。私の手のサイズは、630のグリップにフィットしている。
X5は女性でもしっかり握れるサイズ。
左サイドビュー ボディはX5の方が厚い。630は35mmフィルムが収まる厚さ。思った以上に薄い。
レンズを外したところ。ミラーの大きさの違いがよく分かる。
この差がそのままイメージサークルの大きさの差となる。
久々に630を持ち出してみたが、やはりホールド感はかなり良い。
電池は既に切れているので、動作確認はできなかった。電池は使い切りタイプ。今となっては販売されているのかも不明。
これで何本位撮ったかな?? 数百本はいっていると思うが。
しかし、当たり前だがフィルムは現像しなければ確認できない。十数年前で現像・プリント代が24本取りで1000円位していたと思う。
今や8GBのSDカードが1500円もしない時代。フィルムカメラを使うことは贅沢だったな、と思う。
シャッターレリース、ミラーアップ、先幕と後幕が走り、フィルムがローディングされる・・・
この動作は心地よかったなぁ
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