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詠う鯨 - Whale that sings -
今日の燃費
2014-04-20 / 徒然

ガソリン価格は下がる気配はない。それでも給油しなければ,車は走らない。
360.9km走行で給油。

24.75L給油。燃費は 360.9km ÷ 24.75L = 14.58km/L
暖かくなってきたとは言え,なかなか燃費は向上しない。15km/L台になるのは5月に入ってからか。
燃費は運転方法にかなり左右される。1~3km/L位の差はすぐに出る。
社用車には燃費計が付いているが,私が乗った場合と,他のメンバーとでは,最大5km/L位の差が出る。
まあ,プリウスなので,ハイブリッド車の特性が分かっているか否かの差ではある。
そもそも論として,エンジンのエネルギー変換効率はどんなものか,これが高まれば必然的に燃費は伸びるはず。
で,wikipediaから 「エネルギー効率」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E5%8A%B9%E7%8E%87
ガソリンエンジンのエネルギー効率は20~30% 決して高くない。
これはガソリンがシリンダー内で爆発したときのエネルギーを,回転動力として取り出せる力と考えていいかな。
シリンダーの上下運動 → クランクでの回転運動 → トランスミッション → デフを介してホイール → タイヤ → 路面との摩擦による前進運動
大雑把にいうとこんな感じか。エンジンのエネルギー効率ではなく,車の前進運動としてのエネルギー効率となると,間違いなく20%以下になっているだろう。エネルギーロスは熱の発生と考えると,あらゆる局面で熱が出ているし。
以前に記したが,アコードハイブリッドの熱効率は38.9%と,量産エンジンでは世界最高とのこと。
燃費はカタログ値だが,30km/L。実燃費は20~25km/L位。ビッグセダンとしてはかなり良い。
ディーゼルエンジンの熱効率は50%近くまで行く。ガソリンエンジンもこのくらい行くと,単純計算では燃費は倍になる。
まあ,エンジンの構造上,簡単に熱効率は上げられない訳だが。
そのため,メーカーは動力伝達部分のロス軽減を必死になってやっており,タイヤメーカーは制動性能を向上しつつ転がり抵抗を減らすという相反する研究を必死になってやっている。
物質の持つエネルギーをほぼ100%動力に変換するウルトラ技術の出現を期待するばかりだ。
しかし,原発のエネルギー効率は悪すぎ。「ヤカン」と言われても仕方がない。ホントにお湯を沸かして捨てているだけだ。

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