吃逆

シャックリが止まらなかった。
・・・過去形ね。今は止まっている。
とにかくしばらく止まらなかった。

シャックリは横隔膜の痙攣だが,原因の横隔膜は何なのか?

横隔膜は肺の下にあり,役割は伸縮して肺呼吸をすることと,文字通り肺から下の消化器系が上に上がってこないよう隔てること。
シャックリが止まらないとき,「横隔膜などなくなってしまえ!」と思うが,なくなったら大変,どころではなく,死ぬ。

横隔膜は筋肉の一種で,深呼吸の時など,自分の意志で動かすことができる随意筋だが,呼吸は寝ても覚めても行っているように,自律神経がコントロールする不随意筋でもある。なかなかと不思議な筋肉だ。

で,シャックリだが,横隔膜が何かの原因で痙攣したときに起こる。
筋肉なので,つることがあるようだ。
ふくらはぎがつるのと同じで,血行が悪くなったり冷えたりするのが主な原因とのこと。筋肉の酸欠状態。

直し方は色々と言われているが,まずは「息を止める」から。

大きく息を吸い込み,止め,限界まで我慢する。これは横隔膜が呼吸を司っているということかが理に適っている。
肺を目一杯膨らまし,その状態をキープして横隔膜が動かないようにしてしまう。当然,痙攣もできなくなってしまう。

ヒック!!

ダメだった。全然止まらない。

では次。「冷たい水を一気に飲む」
横隔膜は胃ともくっついている。リバースは横隔膜があるからできるとのことだ。
胃に冷たい水を流し込み,それで横隔膜を冷やして痙攣を納める。

ヒック!!

うむー やっぱりダメ。この2つを何度か行ったのだが,収まる気配全然なし。
その他の方法は,都市伝説っぽいものばかりなのだが,やってみたのは,
「下を向いて唾を飲み込む」

どうかなー 横隔膜に効く気はしないのだが





止まった!!
理由は分からないが止まった! うーん,不思議だ・・・
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