Cortanaを停止する

最近気づいたのだが,HDDアクセスランプが点きっぱなしになっていることが多い。
Windowsを起動して何もせず放置しても,しばらく点きっぱなし。何をやっているのやら。

Windows Updateが走っているのかと確認しても,「PCは最新の状態です」(確認は本日,少し前の時刻)の表示。

タスクマネージャーを見ると,HDDの利用率100%状態がしばらく続く。
HDDの寿命は,アクセス率に比例する。ヤバいなー

作業は何もしていないのに,利用率が高いのは,バックグラウンドで何かが走っている。
HDD利用率が高いもの,メモリ利用率が高いものは何かと確認すると,




何だこりゃ?? CortanaとCortana Background Task Hostで35MBも使っている。
バックグラウンドプロセスは通常1MB以下,異常に使用率が高い。




Cortanaはパーソナルアシスタントとして,iPhoneのSillyのように使うことを想定している。
Windows10でもインストールして何も設定しなければ,起動すると常駐する。
カレンダー管理,PC内のファイル検索,ネットでの検索をシームレスに行える。Web検索エンジンはBingだ。

が,実際,パーソナルアシスタントのように使っている人がどれだけいるだろうか?
検索はGoogleで,スケジュール管理もGoogleカレンダー,PC内のファイル検索はExplolerの検索ウィンドからという人がほとんど。
私もそうだ。


Cortanaっていらないよね?


で,Cortanaにはサヨウナラしていただくことにする。
しかし,コントロールパネルの「プログラムと機能」にはアンインストールはない。「Windowsの機能の有効化又は無効化」にもない。

バックグラウンドプロセスなので,「コンピューターの管理」の「サービス」を探すが,Cortanaの文字はなし。

ネットで検索すると,Win10 Proならば,グループポリシーエディターで無効化できるようだ。Homeではこの機能はない。
グループポリシーエディターはスタートメニューにはないので,「ファイル名を指定して実行」に「gpedit.msc」を入力して実行。




左ペインから「管理用テンプレート」-「Windowsコンポーネント」-「検索」と辿り,右ペインの「Cortanaを許可する」をダブルクリックする。




Cortanaの設定が開く。




標準で「未構成」が設定されている。
普通,未構成ならば使えないはずだが,注釈を見ると,

「この設定を有効にした場合、または構成しなかった場合、デバイスで Cortana が許可されます。この設定を無効にした場合、Cortana は無効になります。」

おいおい,使えなくしておくと問答無用に使えるようにするって・・・
ここの設定は,有効か無効だけでいいのではないか。

早速,「無効」にして再起動する。
再起動後,タスクマネージャーを確認する。




あれ?? Cortanaが起動している。メモリ利用率は0.1MBに落ちているが。
タスクマネージャーから停止しても,すぐに復活。うーむ,ゾンビアプリと言われるのはこの所為か。
Cortana Background Task Hostは止まったようだが。




スタートから「検索」,「Cortana」どちらををクリックしても,Windowsの検索ボックスが開く。
Cortanaの「何でも聞いてください」メッセージは出ないので,本来の機能は死んでいるようだが。

アチコチのサイトに書いてあるが,CortanaはWindowsの検索機能にガッチリ組み込まれているようだ。
完全にCortanaが上がらないようにするには,exeが入っているフォルダを削除,またはリネームする以外ないようだ。
しかし,それをやると,確実にWindowsに障害が発生する。

MicrosoftはどうしてもCortanaを使わせたいようだ。しかし,使おうと思えるモノではない。
更に,Cortanaは事実上,キーロガーだ。
入力結果は全てMicrosoftに送られる。Windows10はトラッキング情報をMicrosoftに送りまくる。
目に見えるトラッカーがCortana。使わないに越したことはない。
特にWindows10 Homeユーザーは止めることができないので要注意。

しかし,こういう状態なのをユーザーに知らせないってのは・・・

ちなみにHDDアクセスは,ピッタリ止まったような気がする。
まさかCortanaが毎日,私のPCのファイルをひとつ残らずMicrosoftに送信していた・・・??
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