funeral log 3

午前7時50分,今日最初の来客。イナカのあるあるだが,とにかく早い。我々は朝ごはんすら食べていないのだ。
その後,ボチボチと来客は続いたが,お昼近くなり落ち着く。

午後1時半,お寺に行く。住職さんに正式に葬儀をお願いするのと,「戒名」の依頼だ。
葬儀のお布施は結構な金額,戒名料はかなり結構な金額だ。お寺とは長いお付き合いなので,正規料金よりは割引してくれたようだが,まあ,言い値だ。

戒名作成のため,父親の生い立ちや仕事内容,晩年の様子,趣味,人柄などを説明する。
(これは事前にレポートを作成しておくんだったな)としみじみ思う。一番よく知っているのは母親なので,良い所はとことん,イマイチなところはオブラートに包んで説明してもらう。
あわせて,35日法要の日程も決める。一般的には49日なのだが,ウチの方では35日で行う。

自宅に帰り,午後4時,納棺となる。
葬儀屋さんによっては,棺は数種類グレードがあるが,今回は1種類のようだった。
収める前に,白装束を調える。白の着物を着せ,手甲と脚絆を付ける。4人でシーツを持ち上げ棺に納める。
額の三角巾は付けず,枕元に見えないようにしまう。更に,六文銭がプリントされた紙を収めた頭陀袋を胸元に入れる。
棺の蓋を載せて納棺式は終了。

昔は棺には生前の思い出の品や,是非持たせてあげたいものなどを入れられた。しかし,想定以上に高温になったり,爆発事故などが起きて,火葬炉が損傷したことがあるようで,最近は基本的に禁止されている

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