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詠う鯨 - Whale that sings -
HE12インプレッション
HE12、ノートePowerを2週間使ってみたインプレッションだが、総評としては
モーター最高!
HE12とE12を比較すると、
HE12 最大出力(モーター) 80kW(109PS)
最大トルク(モーター) 254N・m(25.9kgfm)
総重量 1485kg
E12(HR12DDR) 最大出力 72kW(98PS)
最大トルク 142N・m(14.5kgfm)
総重量 1365kg
重さはHE12がバッテリーの分100kg以上重いが、HE12はパワーは完全にオーバースペック。
5ナンバーサイズのコンパクトハッチとしては、E12はオーソドックスなパワー。それでもスーパーチャージャーを積んでいるので、少し高め。
HE12のシステムはセレナePoweでも使えるので、かなりの余裕がある。
最大出力は10PSくらいの差なので、最高速度はどちらも差はなし。しかし問題はトルクだ。HE12の最大トルクは、QR25DEよりも高い。2.5Lエンジン並みなのだ。
これが回り始めから出る。一度、HE12のアクセルをべた踏みしてみたのだが、あっという間に60km/hに達する。速い。
一般道では最高速度は問題にならない。トルクが大きい方が加速性能が良い。つまりはキビキビ走れる。
HE12はアタリマエだが完全にドライブバイワイヤ。アクセルはインバータからモーターへの電気量をコントロールするもの。
普通のエンジンのように、ATのシフトコントロールやCVTのギア比コントロールを意識する必要がない。
楽に、かつスムーズに走らせられる。
更に、ePowerはエコモードとスポーツモードがあり、これを選択するとアクセル完全オフで完全停止までやる。
ブレーキランプも減速速度に応じて光る。
電車のマスコンに近い。
エコモード・スポーツモード時の減速は、基本的に回生ブレーキ、最後の最後、停止直前だけブレーキを使う感じなので、いわゆる「カックン」はない。
前方を走っていた車が急減速したので、ブレーキをがッと踏んだことは数回あったが、基本的にブレーキペダルを使うのは後退時のみ。
速度がアクセル開度で完全コントロールできるというのは、とにかく運転が楽。
E12に戻ってすぐは、アクセルオフでも速度が落ちず、おわわー となったのであった