u t a u k u j i r a
詠う鯨 - Whale that sings -
HE12インプレッション 3
今回借りたHE12には色々とオプション装備が付いており、一通り使ってみた。
アラウンドビューモニタとコーナーセンサは、やはりあった方が良いと感じた。バックビューモニタだけだと、両サイドがどのくらい開いているかは分からない。
コーナーセンサはギリギリの間隔を拾うので、これを付けていたらE12を縁石にぶつけなかったかもしれない。
スマートルームミラーだが、リアガラス越しにダイレクトに後方を映すので、雨の時には有効だ。
しかし画像がかなり荒い。まあ、普段使っているスマホやPCのディスプレイ比較だが。そのため現実感が薄れる。
できればもっと高精細の液晶と高解像度のカメラを使ってもらいたい。
クルーズコントロールも付いていた。HE12にはプロパイロットの設定はない。新型ノートePower、E13には最上級グレードに設定がある。
速度は5km/h刻みか、任意の速度まで自分でもっていき、セットスイッチを押せば固定される。
使っている間はずっとエコモードのワンペダルドライブをしていたのだが、少し気を抜くとペダルが緩み、減速してしまう。
そこで信号が少なく、交通量も少ない場所ではクルコンを使っていた。これが楽。
当たり前だがアクセルを踏まなくてもセットした速度で走るし、前に車がいれば、セットした速度以下で車間を一定に保ってくれる。
前の車が信号で止まれば、安全な車間を保ちながら完全停止までやる。
まあ、完全停止するとクルコンは自動でキャンセルされてしまうが。
プロパイロットは完全停止から再発進までやるので、ぜひ使ってみたい。ちなみにウチのHC27には付いている。
車線逸脱警告。逸脱しそう、という状況ではなく、路肩線やセンターラインにタイヤが乗ったら警告する感じだった。
イマイチだったのは、ONが標準ではなくOFFが標準なこと。これは逆の方が安全性が高まると思う。
こんな感じで、自動ブレーキを中心とした安全装備・快適装備を使ってみたわけだが、結論としては「あった方がいい」
「運転が下手になる」など訳の分からないことをいう人もいるが、少なくとも追突事故がなくなる一助にはなる。
そして、こういう装備を使いこなすことが、これからの上手い運転だ