超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">バンベルク響のシューベルトと画廊</span>

2018-05-31 16:50:21 | 無題

四谷三丁目でグループ展を開いている。
搬入に行けず、会期中も、友人とお茶飲んだり菓子食べたりして談笑できず、残念。
友人が展示の様子を写真で送信してくれた。
お世話になりっ放しである。
先日は夕方ベーカリーに行ってアイス珈琲飲んで夏物のジャケット試着して帰る。
先日は宅配便でジョナサン・ノットとバンベルク響の
シューベルト交響曲全集届いて聞く。
重量級のシューベルトである。
これほどズシンと心に残るシューベルト交響曲全集も久しぶり。

バンベルク響の重心の低い美感を引き出すノットとのコンビは貴重なので、ぜひ引き続きベートーヴェンやブラームスの重量級全集を熱望している。
夜はバーリアル(ノンアルコール飲料)を飲んで
資料を読んで、シューベルト全集を繰り返し聞いている。
未完成の第三楽章のスケッチが15秒ぐらい入っている。
どうせなら、ネヴィル・マリナーのように
補筆完成版の未完成を録音してくれればいいのに。

でもこの重量級には文句を言わない。
この調子でベートーヴェン、ブラームス、できたらブルックナーも突き進んでほしい。


長大で天国的な旋律で歓喜に変わる日々の思いが



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<span itemprop="headline">自由律俳句とロケットマン</span>

2018-05-30 09:15:40 | 無題

自由律俳句書いてみる。
「帰宅してワルトシュタインが鳴る」
「友が集まる夜に詩を書く」
「伝えきれないことばばかり浮かぶ」
「綿毛になるまで働いていた」
「ボクシングジムの矢吹丈の瞳」
「夢がスルーされるのも私らしい」
「宇宙飛行士のように独り」
「旅のチラシで夏だけを待つ」
「コーヒーの薫りに帰宅する」
「ミャンマーからゾウが来る希望」
「かぼちゃあんぱんに逃げ込む」
「ユングタロットで迷いを止める」
「眠りの国で記憶の穴を繕う」
出来はともかく、ぽんぽん作れる。
エルトン・ジョンのロケットマンを聞く。


日記では地上を離れ惑星の軌道を逸れてもうだいぶ経つ



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<span itemprop="headline">北のエブリデイ・ライフ</span>

2018-05-27 21:18:24 | 無題
朝アンセルメのヨーロッパの伝統箱のベートーヴェン聞く。録音も演奏も好き。
ベーカリーまで散歩する。書店で暮しの手帖買う。ベーカリーでクリームメロンパンと珈琲。
食材店でゆでピーナッツ見ておいしそう。
ジョナサン・ノット&バンベルク響のマーラー6番聞く。低音が痺れる深い音。昼ミートソース。
マルクス・シュテンツのマーラー9番聞く。清澄な美音。
久しぶりにクラ友と話す。
友人はブラームスならボールト、マーラーならバーンスタインかテンシュテット、ベートーヴェンならクレンペラーとシェルヘンがベスト全集だと言う。
私は今ならマーラーはノットとシュテンツとシェルヘン、コンドラシン。ベートーヴェンならカイルベルトとヨッフム、ブラームスならビエロフラーヴェクとジュリーニ。
カイルベルト聞く。音もよく重心も低い。明日の資料読む。
晩御飯はカレートンテキとひじきと納豆。フロイトVSユング読む。
そう言えば、と思い、LSОのハイティンクの優秀録音ベートーヴェン取り出して聞く。
LSОはゲルギエフの快速マーラー・ライブ全集も秀逸。
ペシェクの高価なマラ全はあきらめる。パーヴォの快速ベト全もあきらめる。
搬入行きたいな。

遠い空仲間が集い絵を飾る笑顔を思い星を数える



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<span itemprop="headline">麿赤児さんの半生記、飄々とした凄み</span>

2018-05-26 04:11:11 | 無題
NHKの聞き逃しサービスでラジオ深夜便の麿赤児さんの半生記「75歳、倒れても踊り続ける」を聴いた。麿さんらしい語り口で、童顔の唐十郎さんとの風月堂での出会い、腰巻お仙の大ヒット、舞台は面白かったが科白が長くて辞めた話、米の直売で儲けようとしたが、だめだったということ、
土方巽のところの人がスカウトに来て、どてら着て長髪で餅喰うかという土方にみせられ、金粉ショーに担ぎ出されて舞踏をはじめ、自分の周りに男どもが集まってきたから何かやろうと思い、酔っ払って裸で寝ている男たちの姿を見て、これでいい音楽か何かを流したら、これだけで舞台に乗せたら面白くなると思い、
天賦典式と名づけて、この世に生れ出たことを一つの才能とするとして、生きてるだけで個性なんだ、という考えをもとに、おびえる、こごえる、ちじこまる、など埋もれている身振り手振りをプラスもマイナスも含めて採集して、金粉ショーで稼いだ金で、天賦典式の舞踏の公演を繰り返し、
澁澤龍彦や種村季弘や細江英公も見に来て、舞踏集団としては初めてフランスとアメリカで公演して海外で驚きをもって迎えられ、
今また、山海塾と大駱駝艦は今でもBUTOHをやっているらしいということで再発見されている、舞踏とは必死で突っ立った死体であると土方巽は言っていたけれど、体が動かなくても、小指の先は動いているなら、この小指の先を見てくれと言うのも舞踏だ、
新国立劇場で、舞踏家全員集めて半年ぐらい公演したかった、体の衰えも舞台に乗せれば舞踏だ、そういう発見が日々あって嬉しいとお話ししていた。
飄々とした語り口が麿さんらしい。

ちじこまる弱さも含め見逃した身振りを集め芸術と成す



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<span itemprop="headline">交響曲で産湯に浸かる</span>

2018-05-22 07:51:06 | 無題
兄が作った昭和のドラマの上映会の夢を見る。
朝、クラウディオ・アラウのベートーヴェン30番台を聞く。
そのあと思いついてエルネスト・アンセルメのヨーロッパ箱の
ベートーヴェン、ブラームス、ハイドンを順に聞く。
本日は快晴。
あと一週間で四谷三丁目のかつての同窓生の美術展開催。
私は井之頭自然文化園の絵を出品する。
小冊子にエッセイも載せている。大人の文化祭。
昨日は専門の入門書を並べ替える作業に追われた。
今日はアンセルメやラインスドルフのモツを聞いて
ベーカリーまで散歩に行き、
疲れない程度に何かできるといいな。
最後はバンベルク響のマーラーで終わりたい。
ハイチの踊りのVHSをDVD化するつもり。

部屋中に交響曲が広がって手足を伸ばし雑念を洗う


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