超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">カレー再現、富良野の薫り、休日の景色</span>

2017-09-24 11:10:56 | 無題

昨日は母のレシピを見て久しぶりにナイジェリアのカレーを再現して食べた。
富良野の薫りエールを開封して連れと乾杯した。
父母の写真と食事した。
叔父はスケッチして歩いて某有名音楽家に声を掛けられて話し込んだという。

今日は休日なので思い切って休もうと思っている。
最近教えてもらったマリラ・ジョナスやパハマンのショパンも気になる。
もったいない本舗で買ったバーデン・パウエル・ベスト聞いている。
チェッツォーラのやし酒飲み読む。
何とも言えないおもしろい話。
筋の展開が行き当たりばったり。
口承文学の影響を受けているのだろう。
元になる話が無数に民話にあって
それを組み合わせて創作していると思われる。
今では文庫で読めるようになった。
結構お勧めである。
ハンス・ヨナスの倫理の本はなかなか手強い。
バレンボイムのシューベルトピアノソナタ集や
イーヴ・ナットの月光や、スメタナ四重奏団のベートーヴェンを
眺めて、どれを聞こうか選んでいる。
昼ご飯はフレンチトーストを食べるつもり。
外の景色が眩しい。秋の涼しさである。
午後はハーブティーを飲んで音楽鑑賞しようと思っている。
無事歩き通せることを願っている。

久々にチキンカレーを味わって父母の写真と連れと乾杯



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<span itemprop="headline">倫社を抜けて山頭火を読む</span>

2017-09-08 19:28:38 | 無題

サンデルの正義論メモる。
ロールズは原則論だがサンデルは実例がやたら多い。
これが受ける秘訣である。
ロールズは学問だがサンデルはエンタメである。
功利主義、自由至上主義、少数優遇などを除くと、
カントとロールズとアリストテレスの要約である。
倫理学はどうしてもそこへ行き着く。
何冊も読んだが基本はそこだ。
長い道程だった。フォークロアは中断中。
趣味で山頭火読んでいる。

わかれてきた道がまっすぐ 山頭火
酔うてこおろぎと寝ていたよ 山頭火
ふとめざめたらなみだがこぼれていた 山頭火
死にそこなって虫を聴いている 山頭火
どうしょうもないわたしが歩いている 山頭火

なかなかこうは書けない。シンプルで余韻が残る。
クナッパーツブッシュのブルックナーを聞く。メロドラム。

今日も全力疾走で力尽きる。
積ん読本は山積み。


目覚めたら涙の跡がついていた寝惚け眼で映る素顔に



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<span itemprop="headline">遠方の友と芸術祭の一日</span>

2017-09-05 22:50:02 | 無題

今日は連れと友人と文学館で待ち合わせ、常設展をじっくり見る。
凄い見応え。人名が多すぎて覚えきれない。
友人は図録の文章をカフェで熟読していた。
バスで街へ出て、角煮サンド食べる。トルコのサバサンドも懐かしいという。
資料館でインプロヴィゼーション音楽を編集した映像をスクリーンで見る。
歩いて風呂敷工房のビルでグレープフルーツアイスティー飲む。
中古CD店に寄ってビアホールライオンに着く。叔父さんもすぐ来た。
円空と木食の話、五來重の仏教民俗学の話、ロルカのデッサンは確かに線がいいよねという話、ビアホールの昭和20年代の写真はここの空間のどこを撮って飾ってあるのかという話、叔父さんは坂のスケッチを中心に千枚絵を描いたという話、絵を積んで自分の背丈ほど絵を描けば物になると言われた話、古い町並みが残っているところしか描く気がしないという話を聞いたり話したりする。
ファドは良いよねという話、一度にファドのCDを10枚ごそっと買うのは選ぶ眼があるのと選びようがないのと両方あるという話、哲学の木は見なかったのかという話、私の友人のライブをここで見たいという話、人は6人介せばどこか共通点がある、縁で繋がっているという6次の隔たりの話を聞いたり話したりする。
そのあと明治風西洋酒場に連れて行ってもらう。
木造で浪漫的な造りで感じが好いお店。
地元の文庫は非売品で古本屋で売っていて7・8冊持っているが、風景など参考になるという話、坂を上から下を描いてみている話、山田風太郎の晩年のエッセイはいいという話、山田風太郎の人間臨終図巻を読んでいる話、坂を下った先には異界があるから下り坂を描いている話を聞く。叔父はスケッチ帳を取り出して店内と私と友人をササっとスケッチして見せた。
叔父と別れて友人と喫茶ひのでに入るが、友人は寝てしまう。
店を出て友人は書店でタウン紹介誌と地図を買い、鞄がどんどん重くなると言って帰る。
今度いつ会えるか分からないからなというので来てくれてありがとうと言って友人と手を振って電車で帰る。

哲学の木を見過ごした早足の私の日々を縁が支える



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<span itemprop="headline">読書と名盤談義で復活する</span>

2017-09-02 05:53:21 | 無題

ロリンマゼールとクリーヴランド管弦楽団の巨人はテンション高く燃えている、
彼のベートーヴェン全集は音をひずませているが絶妙の間合いで全ての楽器が前面で鳴る、
ラファエルクーベリックのオルフェオの第九は熱い、
フィルハーモニアのクレンペラー追悼の第九も熱い、アウディーテのマーラー・ライヴも熱い、
フルヴェンは安いのはいいが置き場に困る、二つ買うのは転売の人だけだ、
ヘルマン・アーベントロートのブラ1は終盤止まりそうになり、そのあと加速する、
ヨーゼフ・カイルベルトのベートーヴェン選集1-8番&序曲集はタワレコ企画盤で、
4900円ぐらいで売っていて物凄くドイツ的だ、どの盤よりドイツ的だ、
バンベルク響はバイロイト祝祭管弦楽団の実質的メンバーだ、
バンベルク響とハンブルク響とベルリンフィルが弾いている、
ヨッフムと互角なほど古き良きドイツの音がヨーゼフ・カイルベルトにはする、
リッカルド・シャイーのブルックナー全集は録音が深い、背後に深い陰翳を感じさせる、
アルチュセールもヘーゲルもはまると底なし沼だ、
ヘーゲルのの論理学は論理的ではない、独創的飛躍がある、
西田幾多郎が絶対矛盾の自己同一と表現した、
ジョン・ロールズの言う正しさは利益の分配の原理なのか、
切っ掛けがないと一生読まないような本もあるからよい機会だと思うといい、
そんな話をクラ友と交わした。
楽しいひと時を過ごせた。
そのあとヨーゼフ・カイルベルトのベートーヴェンを聞いてまさにドイツ的なのを確かめる。

哲学が出たと思えば名盤の逸話まで出てまた蘇える



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