超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">グールドのバッハ・エディション開封してケーキ食べる</span>

2016-12-25 21:43:48 | 無題

バーズのロジャー・マッギンが歌うファースト・ノエルを繰り返し聞く。
エドウィン・フィッシャーの平均律クラヴィーア聞く。
グレン・グールド・バッハ・エディションを買って4年後にようやく開封する。
グールドの弾く平均律クラヴィーア取り替えて聞く。
何とオリジナル・ジャケットだと一枚30分しか入っていないので
平均律クラヴィーア聞くのに6枚を要する。
最近出てるばら売りだと4枚組で2600円ぐらいで売っている。
グールドのバッハ聞きながらクリスマスケーキ作る。
ヤマザキのスポンジ台5号にメグミルクのホイップクリーム。
マンゴーやキーウィを挟んで上にイチゴを乗せる。
昨日はアフリカのカレーを食べたので、
今日は晩ご飯はカップ麺。
グールドのバッハがいいのは言うまでもないが、
クリスマスに大箱を開封するのは特別感ある。
青い布張りのボックスである。
写真集が重くてかさばるがグールドのバッハ・エディション
素晴らしい。
未開封のまま売らなくてよかった。
バッハ聞きながら食べるクリスマスケーキの取り合わせがいい。
グレン・グールドは神の道化師フランチェスコさながらである。
神の道化師フランチェスコという映画は清貧で心が洗われる。
今はイタリア三大巨匠作品集として10枚組2千円のなかに
この映画も含まれる。市井に埋もれた聖なる灯火である。


繰り返し平均律を聞きながら清らな音に洗われてゆく



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<span itemprop="headline">アフリカのカレー食べてイブを過ごす</span>

2016-12-24 21:59:42 | 無題

タイラーの原始文化は無事読み終えた。
樫山欽四郎の哲学概説は平易に書かれている。
内容が私的すぎて教科書的ではない。
ギーゼキング箱、タワレコかHМVか悩む。
発売はHМVが明日、タワレコが31日。
だがHМVは出荷目安が1月9日なのだ。
ハイティンクとベルリンフィルのマーラー4番、7番DVDで見る。
ハイティンクとベルリンフィルのマーラーDVD1,2,3,4,7番持っている。
ナイジェリアのカレー作る。
私のブログのレシピを見て作る。
ココナッツミルクを入れ過ぎたが美味しくできた。
自家製チキンカレー。
メルシャンドレッシーロゼスパークリングワイン飲む。
ジョナサン・ノットのマーラー3番聞く。
京都からミネルヴァ書房の西洋史来る。
今日はこれから家族でクリスマスケーキとして
ショートケーキホール作る予定。
ジョナサン・ノット、バンベルク響のドイツ色濃いマーラーに唸る。
近所の洋裁屋さんでスーツを仕立て直した。
お直し代3千円。他のチェーン店では難しいと言われた
お直しを個人の仕立て直し屋さんでしてくれた。
よく晴れたいいクリスマスイブである。
お貸ししたギリシア語聖書も帰ってきた。
ノエル、ノエル、ノエル、ノエル…。ファースト・ノエルも響く夜である。

アフリカのカレーを食べて幼少の記憶も灯るクリスマスイブ



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<span itemprop="headline">読書迷走、アルヴォ・ペルト、よろこび茶</span>

2016-12-20 23:52:35 | 無題

図書館で取り寄せたタイラーの原始文化読み始める。
なかなか読み易いところまで行かない。
小嶋潤の西洋教会史も読める。
嬉しいことがあったときはマーラー4番だ。
ジョナサン・ノット&バンベルク響の全集聞く。
イエスの研究史、高くて買えない。
樫山欽四郎の概説哲学注文している。
樫山欽四郎は精神現象学の翻訳者だ。
読み易い概論であってほしい。
最近情報量がインフレ気味だ。
「クラシック音楽はいつ終わったのか」を読む。
音楽を中心とした第1次世界大戦論である。
ポピュラー音楽の台頭、レコードの普及、ブルジョワの没落。
そのような転回点がそこにはあるという。
戦後世代のアドルノの反抗としての音楽、反万民的なものとしての
音楽という視点は個性的。
ちよだ鮨とアップルパイとルピシアよろこび茶食す。
最近きらクラで遠藤真理とふかわりょう演奏のアルヴォ・ぺルト
鏡の中の鏡が掛かったようでこのブログの訪問者も
そのキーワードで来る人が多い。
without any fearで良い年を迎えたい。
今が一年中でいちばん好きな季節だ。
原始文化を貸出期間中に読み終えることを祈る。

よろこび茶開封したら止まらない美味しいお茶で聖夜まで待つ



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<span itemprop="headline">ジョナサン・ノット&バンベルク響のマーラー全集</span>

2016-12-16 09:51:17 | 無題

昨日は中野サンモール内マクドナルドでメモ書きして時間をつぶし、6時にサンプラザ裏の中古CD店に入り、クラシックは品薄で見るべきものがないなと思っていたら、ジョナサン・ノット指揮バンベルク響のマーラー全集があってバンベルク響のマーラーか、珍しいなと思っていたらほしくなり買ってしまった。
6時半から10分並んで中野サンプラザでムーンライダーズのコンサート。久々のホールでのコンサート。定番曲20曲ぐらい演奏して感涙ものだった。犬にインタビューの犬に仮装して歌う演出は秀逸。
9時45分ぐらいに終わり、中野サンモールのニコニコインドカレーサンモール店でほうれん草とマッシュルームのカレーライス700円食べる。インドカレーのカレーライスで700円は安い。味もインド味だった。
帰ると注文していた修道院の歴史という本郵便受けに入っていた。いつも郵便局員は持ち帰るのに今回は
配達されていた。思ったよりコンパクトな本。これと教会史を注文した。
帰ってジョナサン・ノットとバンベルク響のマーラー全集を開けて6番聞く。何とも言えないドイツ的な響き。鄙びたドイツのオーケストラの重厚な響きが確かにする。
バンベルク響はヨゼフ・カイルベルトのベートーヴェンなど持っているが、最もドイツ的な音を出す団体である。
バンベルク響はベートーヴェンなどには強いがマーラーのような革新的な?作曲家の演奏の経験がなかったらしい。だがこの剛健実直な重厚な鄙びたドイツオケにマーラーを真面目に演奏して貰う試みは大成功でジョナサン・ノットの狙いが当たった感がある。
その後マーラー巨人も聞いたが何とも丁寧で純ドイツ的なサウンドが堪能できる優れた全集になっている。復活、3番、9番のみ2枚組。SACDハイブリッド12枚組で音質も万全である。ちょっと中古でも高い部類に入るがお勧めである。
最近学友に借りたフルトヴェングラーのブライトクランク盤を集中的に聞いた。疑似ステレオで音質良好である。クリスマスまではブライトクランクと古き良きバンベルク響で過ごし、それからギーゼキングに浸る予定。今年の年の瀬も充実して過ごせそうだ。

古き良き鄙びた音のドイツ感あるマーラーで年を越せそう



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<span itemprop="headline">同窓会で集合論に出会う</span>

2016-12-11 01:07:30 | 無題

中古CD店でヴェーグ四重奏団のステレオ録音のベートーヴェン四重奏集を見て、ロリン・マゼールのマーラー7・8・9番を見て買わずに東京駅で学友と待ち合わせ。
東京都美術館のゴッホとゴーギャン展に行く。ゴッホの危ない部分は前面に出ていなかった。ゴッホとゴーギャンがいかに交差していたか、両者がどんなほろ苦い友情の破局を味わったかが浮き彫りになって物語性のある展示だった。
お茶飲んで5時半に鶯谷の洋食店に行く。鶯谷北口を右折してガード下を渡り、右折して駐車場の角を曲がり、奥まで直進するとある。
М子ちゃんが訳した中公バックスを見せて貰った。立派な業績だと話す。
K島くんはフルトヴェングラーのベートーヴェンとブルックナーのブライトクランク盤を気前よく貸してくれた。クナッパーツブッシュの録音のいいブルックナー3番も貸してくれた。私はタバコフを渡す。蘊蓄を言う暇がなかった。
ロジ・コミックスという本を貸してくれた。ラッセルの語る論理学者のマンガ。
論理学者は狂気に陥る人が多い、ラッセル自身もその家系だ、プリンキピア・マテマティカは現代論理学の基礎を築いた、
それ自体が含まれない集合の集合にはそれ自体が含まれるか、答えはイエスでありノーだというのがラッセルのパラドックス。
すべての人は自分で髭をそるか床屋に髭をそらせなければならないと決められた場合、床屋は自分の髭をそれないというのもラッセルのパラドックス。
論理は世界を写し取れるというのが写像理論。ラッセルもウィトゲンシュタインも写像理論に傾いたが、論理で語れないものについては沈黙しなくてはならないとウィトゲンシュタインは言う。論理は必ず不完全性を含むとゲーデルは言う。ラッセルは論理学の基礎を築こうとして不完全性から出られない論理の扉を開いた。帰って一気にロジ・コミックスを読む。私が論理学でスルーしたところをこの本は容赦なく書いている。K島君は面白いところを突いて来る。
私は彼とのクラシックのオタクトークを貯め込んできたのに話せずに終わった。後日の楽しみとしよう。Мちゃんは気前よくコーヒーをおごってくれた。同窓生はみな前途有望だ(というとき、私はその集合に含まれるのか?)。
ラッセルとゴッホを繋ぐ深い闇それも含めて一生は灯る



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