超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

生態系の森に分け入る

2020-02-27 20:52:30 | 無題
仕事場に、不要不急の集まりがいくつかあるので困惑している。
緊急事態宣言みたいなのも出ているのだから、誰か舵を切ってくれないか。
ただ、このコロナ問題で、雑務が半減したことは事実である。
夜に、ほんとうはいつものように法哲のメモ書きをしなくてはいけないのだが、
妙に力が出ず、仕方ないので最近入手した南方熊楠の伝記をめくっている。
神主が命名した熊楠という名前だが、その土地によくある楠の字をつけて楠の霊験にあやかっている。
楠というトーテムを通じて熊楠は森の動的な生態系と結ばれていた。
トーテミズムは自然と文化をつなぐ遠大な生命観だった。それを表現するすべを
のちに熊楠は東洋的思考の、縁や曼荼羅のなかに見つけることになる。
多少、誇大表現が気になる熊楠伝だが、大筋は追える流れとなっている。

楠の樹木の霊に護られて生態系の森に分け入る
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深呼吸して一歩進める

2020-02-27 06:11:29 | 無題
昨日は、午前中、雑務で仕事場に行き喋りながら書類書く。
疲れて仕方ないが、帰って力を出して中世ヨーロッパの
荘園法の合理性・公平性と 領主と農民の双務性=持ちつ持たれつ、についてメモる。
もちろん、荘園には身分差がある以上、十分な公正さは見込めなかった。

今日入手した本の眼目は「混血、越境、多言語」。
批評には肯定的な声が基調にあるべきとのこと。
つまり、文句ばかりじゃなく、代わりにプラスになる提案を言おうということ。

夜、友人から、最近書いた2つの作文のいいところを
書いてもらったメールが来る。

160枚の自由作文は長いということもあり、友人には見てもらっていない。
そのうち結果も上向くだろう。
性格上、なかなか踏み込めないこともあるが、前向きに行こう。
 三月は雑務の合間を縫って法哲のメモ書きを進めたい。


ゲッティング・ベターな明日を考えて深呼吸して歩を進めたい


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さすらい人に憧れる

2020-02-26 06:33:55 | 無題
昨日は東京から来たお知り合いの方を近所の図書館に案内した。
そのあと車に同乗して六花亭のカフェに行き、マルセイ・バターサンドを食べて
珈琲、紅茶を飲んで数人で歓談した。
お知り合いの方は旅慣れていて、先日も台湾に出かけ、
台湾製の長い月琴を入手した話をしてくれた。
また奄美の三線の唄者はふだんは普通のおじいちゃんだが、
三線を持たせるとものすごく上手い、沖永良部島で貰った
唄の詰まった三線を渡すと、歌が次から次へと出てきて止まらなくなっていた、
結局その三線を貸したら、一晩中弾いていた、など稀有な話を聞く。
一緒にいた女性に、皆で韓国ツアーしましょうと言われたが、
私は引きこもり気味なので余り旅には出掛けないと答えた。
気軽に旅する心境になりたいのだが、いつも室内に籠って作文とメモ書きを
続ける習いとなっている。人生後半、旅人に転向できるとエキサイティングだが
どうだろう。なかなか暮らしぶりをシフトできないけど。
スナフキンになれないところが、ムーミンの悩みである。

引きこもり部屋で字ばかり書いている私がさすらい人に憧れ
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多作な春も半ばを過ぎ

2020-02-24 16:50:52 | 無題
今日、この春三つ目の作文を終えた。
多作な春である。
三月は雑務が山積しているが(キツい)、
合間を縫って、法哲のメモ書きを
一歩でも進めようと思う。
今日は10時20分に宅急便で本が届き、
表現しながらどう隠すかを論じた本を読む。
語りえない経験をためらいながら語るところに
表現者の良心があるというお話。
チーズトーストを食べて、天気も晴れていたので、
専門店街まで散歩して、ホットミルクを飲んで、
景色を見ながら帰る。
夕方、ピーナッツを食べて、文章のチェックをする。
晩ご飯はまぐろすき身(通称ネギトロ)丼の予定。
夜はデカフェのちょっとぬるを飲んで、
クラシックのCDを取り出して聞くつもり。
今日はヴァーレク指揮のチャイコフスキーにしようかな。

ボヘミアの指揮者が作る全集は一味違うチャイコフスキー
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春待花のノザンライフ

2020-02-23 16:30:26 | 無題
朝ごはんは、人参、大根、パプリカに茄子、ピーマン、揚げとソーセージの炒め物。
すごい吹雪。
10時ごろバスで専門店街に行き、壺屋菓子店で和菓子2個と洋菓子1個買う。
ベーカリーでホットミルク飲んで、ダイソーで雪の結晶を撮るための接写レンズ探す。
バス停で吹雪のなか12分バスを待つ。
近くの病院の軒下で風雪に耐えてバスが来て帰る。
アマゾンで魚眼レンズ、広角レンズ、接写レンズのスマホ用3点セットを390円で買う。
接写レンズ=マクロレンズで雪の結晶を撮るため。
昼食はそうめん。
11時40分、本2冊来る。
大陸的思考に対して群島的思考があるという話、
現代人は難破者としての良心を探り当てようという話を読む。
3時にシュタルケルのバッハ無伴奏チェロ組曲を聞き、
壺屋の「わかさぎ」「春待ち花」という和菓子を家族が食べ、
私は、チョコモンブランケーキを食べる。
今は、ヴィルヘルム・ケンプのベートーヴェン・ソナタ全集の
4枚目を聞いて、月光が掛かるのを待っている。
万年筆の調子は上々。

毎日が日記のように過ぎて行く「春待ち花」の北の一日
コメント (2)
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