超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・別れ霜

2023-03-30 06:06:14 | 自作俳句
北の鳥さえずり始め春曙光
風光る今の仕事もあと二日
郊外の公園で踏む別れ霜
貯水池の前に広がる春の山
新緑にひときわ眩し春の川
風光る春の林に残り雪
氷張る貯水池照らす北の春
年度末明日から永き四月愚者
春コート襟巻しつつ木立抜け
春燈る灯かりの下で新著読む
朝起きてまだ手放せぬ春暖房
おそらくは戻らぬ季節そり仕舞ふ
売店の風船飛びぬ空遠し
バレエリュス思わす舞の春祭り
星も秘め絆残せり二輪草
一日の疲れを忘れよもぎ餅

貯水池の前に広がる春の山お不動さんを拝み立ち出づ
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取水塔と、ぼくの叔父さん

2023-03-29 05:00:23 | 無題
平岸に叔父・叔母が住んでいる。
札幌では、かなり親しく交流した。

その叔父が、電話で、「西岡水源池公園へ行って
スケッチを描いてブログに上げた、
君と思い出を共有した場所だから、
思い出しながら描いてきた」と仰る。

また、「君の小冊子、やっと最後まで読んだよ、
内容が波乱万丈で、よく調べてあって
感服した」という旨を伝えてくれた。
4月上旬に、叔父、叔母と会ってお食事会
をすることになっている。

何とも心優しい叔父、叔母だと思う。
会うと、実に親しく接して頂いた。
札幌を去るのも、心残りである。

西岡の水源池にある取水塔その佇まい叔父の背に似る


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久しぶりにデニムを買う

2023-03-27 20:11:52 | 無題
数十年ぶりにデニムを買った。
濃紺のデニムである。
私は大学を出てからデニムを履かない趣味だった。
学生時代は就活でもないのに、スーツを着ていた。
そういう時代だったのだ。
ジーンズも黒しか履いたことがない。
若いころから、ジャケットにチノパン。
そんな私が数十年ぶりにデニムのジーンズを
試着して買った。
澄川の生協の中の服飾量販店で税込み1427円だった。
物価高の昨今にしては、ひじょうに安い気がする。
今の若い人が、割とさらりとジーンズを
着こなしているのを見て好感が持てたので、
私も真似してみたのである。
ネットニュースでは、最近、ジーンズを着なくなった
と読んだが、そんなことは全くない。
羨ましくて、私も一着だけ買ってみた。
ジーンズ着る派、ジーンズ着ない派、両方居ると思うが、
私は試しに着てみようと思う。私の同級生は驚くはず。

濃紺のデニムに足を通したら青き世代の血が駆け巡る
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健闘称え、握手して去る

2023-03-25 16:21:27 | 無題
今日は、職場でお世話になった人と会食。
お互いの近況を話し合う。
お互い、エビドリアと海鮮パスタ食す。
残るほうも、なかなか現状は苦しいようだ。
私は、欠勤もなく、他人と揉めることなく、
任期切れで淡々と去る旨を話す。
ボン・ヴィヴァンの菓子と、
菓子工房フィカのクッキー頂く。
帰って、頂いた菓子食し、ウトウトしながら
ディランの「デザイアー」のCD聞く。
今日のツイートには、今の所、反応なし。
ツィッターは、正直、苦手だ。
小冊子+ダウンロード作文二つできたが、
当分、いい案がないな、と早くも案ずる。
もう、仕事関係のことはすべて終わる。
晩ご飯は、スーパーの400円前後の
握り寿しを食べる予定。かくして、年度末は
過ぎてゆく。

いい時代懐かしみつつお互いに健闘称え握手して去る
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神奈川の友とピアノ談義

2023-03-23 06:16:55 | 無題
昨日は、転居する神奈川県に住む友だちから、
待ってるよ!とメール頂いた。
クラシックはもちろん、イタリアの映画音楽の巨匠
モリコーネやハードバップ・ジャズの
ハンク・モブレーの私の話題も面白いらしく、
メールで音楽話で盛り上がった。

昔は、一緒に東京でCDを買い漁っていたが、
今はサブスクを利用していて、お得に音楽を
楽しんでいるようだ。

話題は、ピアニスト・クラウディオ・アラウの話になり、
アラウのドビュッシーが自分にはいちばんピッタリ来る、
軽やかでおしゃれなフランス音楽というよりも、
現代の人が考える、夢見る幻想のドビュッシーに
近くて、理想の演奏だと言っていた。
私は、「アラウが弾くと、ピアノが夢見る」と言い
話がまとまった。メールを閉じてアラウのドビュッシー
を堪能した。

瞑想に誘う独自の指使い アラウが弾くとピアノが夢見る
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