超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

読書群が続々飛来する

2021-07-30 05:35:27 | 無題
昨日は古書店で注文したハイデガーの『道標』が届く。
〇形而上学とは何か〇真理の本質について〇プラトンの真理論〇自然の本質について〇現象学と神学、等、最重要な作品がそろっている。
「自然の本質について」を思わずめくったが、自然とは存在であり、動きのあるものだとハッキリ書いてある。ハイデガーのピュシス論の出典を確かにつかんだ。

夜、「小さい魔女とワルプルギスの夜」というドイツのファンタジー映画を取り寄せる。
魔女の宅急便の実写版みたいな話。
「小さい魔女」という童話が原作。「ハイジ」の実写版を作った製作チームが担当した。
「いっしょに越えよう」というフィンランドのアドバイス本をもらう。
夕食はロイタイ・カレー。香辛料が多いので代謝がよくなり、夏バテ解消になる。
「神の作りしラジオ」と「スマイル」のCDを聞く。
数多く注文した本のうち、晃洋書房の寄川条路著「ヘーゲル・人と思想」だけ翌日発送しなかった。
いちばん、楽しみにしている本なのに。
夜半に「村中のセンター倫理」でドイツ観念論を読んで頭をまとめる。(人には言えない秘策)。

今日は今週最後のリアルワーク。汗だくで何とか持ちこたえよう。

読書群 次から次に飛来する 神の作りしラジオ鳴る部屋
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知識欲に散財する

2021-07-29 05:17:39 | 無題
昨日は知識欲が昂進し、清水書院のアウグスティヌス、オリゲネス、ルター、カルヴァン
とオリゲネスの「イザヤ書説教」を注文する。ちくまの「中世の覚醒」も。
また寄川条路著の晃洋書房の「ヘーゲル、人と思想」が判り易いと広告に書いてあったので
注文する。これは楽しみだ。
あと清水書院のフィヒテも簡潔すぎるというが、取り寄せる。
ついでにちくまの「フィヒテ入門講義」も。
夜、小牧治さんの清水書院のマルクス通して読む。
ヘーゲルのまとめ、フォイエルバッハのまとめが判り易かった。
そのあと、マルクスの経済哲学が箇条書きで要約してあった。

労働者は労働力を商品として売って、賃金を受け取る。
その取引は対等ではない。雇い手は儲けの全てを労働者に還元しない。
この不払い分を剰余価値という。
労働者は働いた分の多くを不払いという形で搾取され、
自分のものであったはずの労働から疎外されて、不当に働かされている。
雇い主は剰余価値=不払い分を投資して資本という冨を
拡大して行く。けれども無産階級は不当な扱いを自覚して
連帯と抵抗を続け、労使間の争いは激化する。
最後に無産階級が生産手段と生産物を奪い返し、
労働を自らの手に取り戻す。これが革命である。
冨の共有化が達成すれば、皆が労働の分け前を平等に受け取れる
社会ができる。(別に私はマルクス主義者ではない。)
「資本論」は途方もない大著だが、「経済学批判」と「共産党宣言」が
肝となる。
このような要点がスッキリ書いてあった。「経済学批判」買う。
まとまった休みは、買い置きした古書を読みたいのだが、
思わぬ枝葉にどんどん逸れてしまう。積読して眠れぬ夜の友としよう。

神学に哲学プラス労使論気の向くままに本を買う癖
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てつがくの石を拾う

2021-07-25 05:30:22 | 無題
力は出ないが、一週間ぐらいなら何とか持ちこたえられる。
過去の日記を読んで今は居ない人との一場面を懐かしむ。
きのうはあらすじ資本論を読んだがかみ砕きが足りない。
どうせなら、用語説明は最低限でいいから、
何が言いたいのか、その大筋をハッキリ書いてほしかった。
ある人が、西研さんと竹田青嗣さんのヘーゲル本を
勧めていて、私はかなり読んでいるから、
結構そこは足りているだろうと感じた。
YouTubeで哲学の歴史を一時間で語る、というような
動画を見た。
何も見ないで一時間喋り倒しているのには感心した。
説明は所々立ち止まり、フィヒテとシェリングの辺り、
いちばん苦戦していた。ああ、そこは難しい所だから
と思った。
理想界や天国の事を2次元と呼んでいて、
4次元辺りを持ってきた方がしっくり来ると思った。
過去の日記や回想のなかでなにがしかの気づきを得たい、
こころの奥行きを深めたいという気持ちが強い。
そこは気に留めて暮らしてゆきたい。

高く飛び深く潜って内奥の気づきに触れてまた浮上する
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西岡水源池の絶景

2021-07-23 18:48:47 | 無題
およそ1年ぶりに、西岡水源池公園に出かけた。
腹が減るので日糧のチーズ蒸しパン食べてから行く。
10時半ごろ着いた。
林を抜けると一面に貯水池の眺めが広がる。
いつ来ても爽快。
ただ、去年の整備工事の結果、見晴台が別の場所に
移動して、池を一望できる場所ではなくなった。
お不動さんへ続く通路から、ようやく池を一望する。
池の水と、林の緑と、後景の山と広がる青空。
そこに涼やかな風が吹いている。
何かちょっと積年の疲れを忘れる感覚。
しばし立ち止まって時を忘れる。
お不動さんの供物に虫が集まっていた。
札幌なので例の地面をはい回るあれではないと
思うが、構呂木か何かだろうか。
脇道にそれて、水場で飛び石を渡り、
小さな滝のような段差に水が流れるのを
涼感を持って眺め、水源池をもう一度
目に焼きつけ、9月ごろまた来ようと思って
帰る。余り行楽をしない暮らしだが、
久々の水場で心が洗われた。絶景である。

山と池そらと緑が一斉に呼びかけてくるまだ行けるはず
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ネヴァー・ノウズな明日へ

2021-07-21 21:03:56 | 無題
あともう少しで、上半期の仕事が終わる。
だけど、今まであれだけ聞いてきたCDの山に興味が出ない。
燃え尽き症候群というのだろうか。
どうにもならないことは、しばらく寝かせていると
時が解決することもある。
今判らないことも、あとでハッと気づく日が来る。
今日は結構、うとうとして、体をいたわって過ごした。
この札幌が七月なのに熱中症に成る程暑いのだ。
あらゆる無理を通して五輪期間に入った。
連日の30℃越えで、競歩とか大丈夫なのか。
まとまった休みには古書のメモ書きをして過ごす。
それが当面の楽しみである。
日記に日々の細かい出来事や、今朝見た夢を書いて、
とりあえず一日一日を乗り越える。
ずっとそうして来たし、それ以外にやりようがない。
生活人の日々の細部に、光は宿るはずだ。
実存のゲームを終わりまで続けよう。

実存の人生ゲームを終わりまでまた続けようそのはじまりを

コメント (2)
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